☆日本語教師の学習57/学習ストラテジー
ストラテジー ある目的を達成するための様々なやり方、方略。 言語学習ストラテジー byオックスフォード 学習をより易しく、より早く、より楽しく、より主体的に、より効率的に、かつ新しい状況に素早く対処するために学習者がとる…
ストラテジー ある目的を達成するための様々なやり方、方略。 言語学習ストラテジー byオックスフォード 学習をより易しく、より早く、より楽しく、より主体的に、より効率的に、かつ新しい状況に素早く対処するために学習者がとる…
動機付け 学習者によって学習に差が発生する要因 外的要因 場所 方法 時間 などの学習環境 内的要因 学習の動機 個人の性格 知能 言語適正 学習スタイル 学習開始年齢 など 「統合的動機付け」と「道具的動機付け」byガ…
対人コミュニケーション 伝達型モデル 送り手⇒符号化(エンコード)⇒チャンネル⇒解読(デコード)⇒受け手 構成主義コンストラクティビズムのモデル 送り手と受け手が、お互いに交渉しあいながら意味を作り出していく。 例:友達…
第一言語の習得 第一言語 習得した複数の言語の中で優先的に使用する言語 母語 生まれて初めて身につける言語 言語は持って生まれた生得的な能力:言語生得説 言語生得説byチョムスキー 言語獲得装置LAD を持っているから …
学習観の変遷 教育観の変化 教育する⇒支援する⇒共生する へパラダイムシフト 1950年代~ 行動主義 教師は教育者 1960年代~ 認知主義 教師は支援者 1980年代~ 構成主義 教師もチームの一員 学習の主体は学習…
記憶 記憶のプロセス 入力⇒符号化⇒貯蔵⇒検索⇒出力 記憶 長期記憶 ほぼ永続的に貯蔵された情報 例:家族の誕生日 短期記憶 一時的・短期的に貯蔵された情報 例:これから電話をかける相手の名前 二重貯蔵モデル(アトキンソ…
異文化間教育 文化とは ブルックス(Brooks) 2つの側面がある 「人間生活における全てのものとしての文化」 低文化 c(スモールシー)文化 見えない文化 例:電車が時間通りに来る 行列に並ぶ 「人間生活における全て…
誤用分析 誤用分析の意義 日本語学習の習得過程では、その段階に応じて、様々な誤用が現れる。 1.学習者が何をどの程度分かっていて、どこでつまづいているかががわかる。 2.学習者は誤用を産出することで、自分なりのルールの検…
統語的対照 文法関係の表示 「日本語・韓国語」は形態的に「後置詞(格助詞)」で表す 後置詞(格助詞)で文法関係を表示するので、語順の制約は厳しくない 例:私がお茶を飲む 〇お茶を私が飲む しかし、後置詞を入れ替えることは…
音韻的対照 母音 母音の数 日本語:ア イ ウ エ オ の5つ 英語:16~26母音 中国語:6~36母音 韓国語:8~10母音 ベトナム語:11~12母音 日本語の5母音の分布 舌の位置が前か後か、高いか中くらいか低い…