持続性抑うつ障害の特徴と判断基準

持続性抑うつ障害

持続性抑うつ障害の主な特徴

原因

神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの分泌異常

発症時期

年齢を問わず発症する可能性がある

有効とされる主な治療

薬物療法・認知行動療法

持続性抑うつ障害の主な判断基準

基準A

主観的または客観的に抑うつ状態がほぼ一日中、ほぼ毎日、少なくとも2年以上続いている。(未成熟者の場合は1年)

基準B

抑うつ状態の期間、以下の症状のうち2つ以上が認められる。

(1)食欲の減退または増加

(2)不眠または過眠

(3)気力の減退または疲労感

(4)自尊心低下

(5)集中力の低下または意思決定の困難

(6)絶望感

基準C

基準Aおよび基準Bを満たさない状態が一度に2か月以上続くことがなく、2年以上経過している。

基準D

症状が起きている2年間は、うつ病の基準も満たしている可能性がある。

基準E

躁病エピソード、軽躁病エピソードの基準を満たしたことがなく、また気分循環性障害の基準を満たしたこともない。

基準F

各症状の発症原因が他の身体疾患・精神疾患では説明できない。

基準G

各主症状は、薬物などの外的要因によって引き起こされているものではない。

基準H

各種症状により、苦痛を感じたり、日常生活・社会的活動に支障をきたしていいる。

 

持続性抑うつ障害は誰でも発症します。そして自殺完遂率の非常に高い疾患です。しかし、適切な治療と家族や周囲の正確な知識や対応があれば寛解する疾患です。家族は専門家へ指示を仰ぎ適切な対応をし、そして自殺への注意を怠らず、その危険が迫った場合には入院をさせることも検討すべきです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です