エレキキター(ベース)のシールド。
安くて良いものがあります。
高価で音が良さそうなシールドは色々ありますが、
シールドは消耗品ですし、正直そこまで微妙な音の違いは良く解りません。
でも粗悪品はダメです。安くてもしっかりとしたシールドがあります。
これです。コスパ最高です!
商品はこれです。
また、シールドは、適度な長さで使うのも重要ポイントです。
長いほど音が劣化しますし、無駄に長くても邪魔です。
自宅用、スタジオ用、ライブ用、エフェクター用、それぞれ使う時のレイアウトに応じた シールドを作ります。
この商品は10mまでラインナップがありますので、別途プラグを購入し、好きな長さにカットして作ります。
シールドもプラグも価格が安いので、必要な長さを必要な分だけどんどん作ります。
プラグはこれです。
(この商品説明の中にはんだ付け方法もあります。)
はんだ付けして、収縮チューブで縮めれば、こんな感じで出来ます。
さて、適度な長さのしっかりとしたシールドが出来上がりました。
今度は、ギターからのOUTPUT、ジャックです。
接触不良になったことってありますよね。
ジャックの接点部分が錆びてきたり、汚れやほこりが付いたり、使っているうちにバネ?が緩くなったり。
そんな時に綿棒で掃除したり、磨いたり、曲げて補正したりしてると思いますが、
しっかりしたジャックに交換しましょう!
これです。
価格も高くないです。
このジャックに、先ほどご紹介しましたシールド(プラグ)を差し込むと、こんな感じです。
抜き差しする時に、やや硬いですが、それだけ接点がしっかりと連結しているという事です。
写真でもお分かりのように、プラグのくぼみ部分に、ジャックがぴったりとフィットしています。
これで、ライブも安心です。
また、接点が、よりしっかり密着することは、「良い音」へも繋がっていると思います。
次は、ちょっとマニアックになってきますが、
VolやToneのポットを除去してしまって、ジャックへ直結するという方法です。
これは、デメリットのほうが大きいですので、おススメするわけではないですが、
参考程度にお読みください。
ポットはフルにした状態でも、微妙に抵抗がかかっています。
なのでVolはフルにしても100%フルではないし、
Toneもフルにしても微量がコンデンサへ流れて高域がカットされています。
なので、直結と比べると音がマイルドに感じます。
また、トーンコントロールが無いと、カットされずにギターから出力された高域は、
イコライザーやアンプのトーンコントロールでは抑えきれない場合があります。
なので、好みに応じてコンデンサを加えます。
このベースでは、0.047uF のコンデンサを加えています。
これだと、かなりの領域で高音がカットされてしまいます。
この音です。
www.youtube.comもうちょっと高域を出したい場合は、コンデンサの容量を、
0.033uF
0.01uF
というように小さくしていけば、カットされる周波数が高くなる(より高い高域のみがカットされる。)わけです。
そしたら、コンデンサの容量が切り替えられればいいのになぁと思い、
試作したのがこれです。
ちょっとお話がマニアックになってしまいましたが、
コンデンサに関しては、トーンのポットに今付いているコンデンサを変えることで、
今お話しした理屈でカットされる高域領域が変わりますので、好みに応じて変えてみると良いかもしれません。
以上、シールドとジャック、そしてポットとコンデンサのお話でした。
ちょっとでも参考にしていただければ幸いです。
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