HMTの時計/INDIAインドへ一人旅/地球の歩き方

30年ほど前、インドへ一人旅に行きました。

その時に買ったのが、このHMTの時計です。

時計屋さんに入って、この灰色の文字盤に一目惚れしました。

高価なものではなかったですが、ショーケースに入っていました。

この時は、このメーカーの事は知らず、ただ見た目で気に入りました。

こんな色の時計は他にありません。

ベルトは黄色の布製でしたが、ボロボロになって交換しました。

HMTの時計

帰りの飛行機で、座席に入っている雑誌?を見ていたら、このHMTの広告がありました。

「お~この本に広告を載せるほどのメーカーなんだ!」と嬉しくなりました。

さて、時計が趣味なわけでも詳しいわけでもないですので、「インド一人旅」のエピソードでも書こうと思います。

初日だけは予めホテルを予約してあったので、空港に着いたら先ずはホテルまでバスで移動しようと歩き始めたら、

次から次へと何人も「タクシー?」「タクシー?」と声をかけてきます。

始めはNO.と断っていたのですが、あまりしつこいので、タクシーに乗ることにしました。

タクシーに乗ったら、呼び込みの兄ちゃんは何処かへいってしまい、タクシーは発車しました。

「なんか怪しいぞ」と思い、ドライバーに料金を確認したら、先ほど聞いた料金と桁が違います。

直ぐに降りたのですが、不当な料金を払わされました。

こんな感じで、旅は始まったのですが、旅って、こういうことも楽しさの一つかもしれません。

もう幾つか印象に残っていることをお話しします。

2日目以降は、地球の歩き方に載っている安い宿に泊まりました。

エレベータは荷物用みたいなエレベータで、鉄格子の扉を手動で開け閉めします。

ベッドは、スプリングベッドだったのですが、スプリングの針金が1本とび出していました。

さて、スプリングベッドでぐっすり寝た翌日、街をブラブラしていると、

お土産店の呼び込み兄ちゃんが声をかけてきました。

見るだけならと思い、お店の商品を見ていたら、「ラグ等大きなものは日本へ配送する。」とお兄さんは言い、過去に配送したリストが書いてあるノートを見せてきた。

あまりしつこいので、騙されても諦めのつく金額の商品を頼みました。

未だに、届きません。5,000円のラグ。

他にもいろいろな事がありました。写真が押し入れの奥にしまってあると思いますので、今度出してきてアップします。

最終日、空港まで移動しようと、3輪タクシーに乗りました。

走っていると、どうもエンジンの調子が良くないみたいです。

大丈夫?と訊くが、「大丈夫」といいます。

でもとうとう、エンジンが止まってしまいました。

ここで降ろされても困ります。飛行機の時間もあるし。

ドライバーは、引継ぎのタクシーを探してくれました。

今度は3輪じゃなくて、2輪です。

お兄さんの体につかまり、急いで走ってもらいました。

おかげさまで、飛行機に間に合いました。

今となっては、みんな楽しい思い出です。

インドの皆さん、楽しい思い出をありがとう!

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