日本語教師の学習97/中上級文法項目の扱い
中上級の文法指導 初級と中上級との違い 初級 易しいものから難しいものへの積み上げ方式 中上級 構造的な特徴よりも、機能ベースでの学習になる 新たな文型・新出表現を学ぶ場合、それと類似した意味を表す文型・表現を既に学んで…
中上級の文法指導 初級と中上級との違い 初級 易しいものから難しいものへの積み上げ方式 中上級 構造的な特徴よりも、機能ベースでの学習になる 新たな文型・新出表現を学ぶ場合、それと類似した意味を表す文型・表現を既に学んで…
文法の演習 動詞の活用例 来る k こない きます きて きた くる くれば こい こよう こられる こられる こさせる こさせられる する s しない します して した する すれば しろ しよう できる される さ…
日本語教育用教材を作る 生教材・オーセンティック・マテリアル 新聞や雑誌の記事 電気製品のパンフレット 街で撮影した写真 イラスト(教材の中に入れる) 新聞は意外と難しくない 日本人が使っている教科書 メールの文章 教材…
教師の自己成長 日本語教師の役割 デザイナー(授業をデザイン) インストラクター カウンセラー(学習者にアドバイス) モデル(日本語を話すモデル) リソース(人的リソース) ファシリテーター(支援・準備) 対話者(コミ…
複合語の意味と用法 自己〇〇 自己分析 自己 PR 自己満足 自己紹介 自己嫌悪 自己暗示 自己中心的 駅で見かける複合動詞 駆け込む 駆け込み乗車 乗り出す ホームドアから乗り出す 寄りかかる ホームドアに寄りかかる …
ICT 普及の背景・用語 ICT Information and Communication Technology 情報技術 + 通信技術 情報リテラシー 情報機器やITネットワークを使って情報を活用する能力 SNS ソ…
文体の使い分け 普通体と丁寧体 普通体 ~ね そうだね 日記、レポート・論文 に使う 丁寧体 ~ですね そうですね 「~とき」では、丁寧体は使わない 発表の時は、丁寧体を使う アクセントとイントネーション アクセント 語…
著作権 知的財産権・知的所有権 作った人の権利 知的な創作活動によって創出したものが、他人に無断で利用されない権利 著作権 著作者人格権と財産権 著作者の権利 著作物の複製、上映、頒布の権利は著作者(遺族など)に付与され…
中級・上級で扱う文法項目の分析 限定 初級:だけ N2 :に限り ~に限って N1 :ただ~のみ ~をおい~ない ~に限り ~だけ特別扱いする サービスや、お店などでよく使われる ※~=名詞 ~に限って 特定の場合に合…
中・上級で扱う文法とは レベルの定義 CEFR によるレベル 初級 基礎段階の言語使用者 日常的表現、基本的な言いまわし →よく使われる文や表現 単語、固定されたフレーズ 基本的な文型 中級 自立した言語使用者 単純な方…