なぜか好かれる人の話し方 なぜか嫌われる人の話し方/レビュー

なぜか好かれる人の話し方 なぜか嫌われる人の話し方

「なぜか好かれる人の話し方 なぜか嫌われる人の話し方」という本を読んで得た知識と考え方をご紹介します。

人は、根本的に自己中な面を持っているので、人の意見を聞くよりも自分の意見を述べたいし、自分が興味のない話よりも自分の興味のある話を聞きたいですよね。
でも、その気持ちのまま会話をすると、人に嫌われるということです。
嫌われても良いのでしたら、そのままで良いのですが、もし好かれたいのでしたら、自分本位の気持ちを抑えて相手を立てて話を聞いてあげるということです。

では具体的にどうすればよいかをお伝えします。

相手を受け入れる

私たちは、無意識に人と「比較」「競争」して行動しています。なので、何も考えずに会話をしていると、「相手よりも自分の方が勝っていたい。私はあなたと違う。」という思いが言動に出てしまい、相手を不快な思いにさせてしまうかもしれません。

例えば、既に自分が知ってる事を相手が話して来たら、「ああ、それ知ってますよ。」と言ってしまうことがあります。知ってるから知ってるって答えてしまうわけですが、きっと「あなたよりも先に知ってたわよ。」という気持ちもあるのでしょう。でも相手はあなたに「私はこんないい情報をゲットしたのよ。」という事を聞いてほしいんです。

もし、自分が相手に好かれたいのでしたら、先ず相手の話を聞いてあげましょう。知ってる話でも、話を最後まで聞いてあげて、「ちょっと知ってたけど、そこまで詳しく知らなかったよ。教えてくれてありがとう!」と答えてあげれば、あなたは相手に好かれる人になるわけです。

相手の話をまとめない

相手の話を聞いた後、「なるほど、要するに、・・・・・・という事だよね。」と話をまとめて返してしまうことがあります。多分、そんなに長く説明しなくても簡単に言うとこういうことだよね、と言いたくなってしまうわけです。

それでは、相手を不愉快にさせてしまいます。一生懸命説明したのに簡単にまとめられてしまった、そんな簡単なものじゃないと思うかもしれませんし、相手が話した内容は無駄が多かったと言ってるように聞こえてしまいます。

話題を変えない

相手の話を長く聞いていると、その話題に飽きてしまうこともありますし、自分が話したい話題を話せないとウズウズしてきて、きりの良い所で、「ところでさあ、・・・・」と、こちらの話題へ切り替えてしまうことがあります。

相手は、まだこの話題が完結していないのに、勝手に終わらされてしまったことを不愉快に思います。

相手の話が完結する最後まで聞いてあげましょう。

自分の話題は、相手の話題が終わってからです。

主語のバランスを考える

気が付くと自分のことばかり話してしまうことがあります。「私は、・・・・」「そして私は、・・・・」と、主語が私ばかりになってしまうわけです。

相手にしてみたら、「自分の事ばっかり話して・・・」と不愉快になってくるでしょう。

そこで、意識的に主語を「私」ではなく「あなた」に変えてみましょう。そうすれば、相手も話題に自分も入ってくることで、気持ち良く話を聞いてくれるようになります。

逆に、自分のことを一切話さないのも、自分を閉ざしているようで、距離感を与えてしまいます。

バランスが大切です。

親しき中にも礼儀あり

他人との会話は気を使いますが、家族など親しい間柄では、つい傷つけてしまう言い方をしてしまいがちです。

親しいから、言わなくても解ってくれるという思い込みから、お互いにきつい言い方になってしまいます。親しいから解ってくれてるはずと思っていても、きちんと言葉で伝えないと解っていないことが案外多いです。

親しいから、あらたまって話しづらい気持ちもあると思いますが、勇気を出して言葉で伝えてみましょう。

この本のご紹介

この内容に興味がありましたら是非読んでみてください。おすすめの1冊です。

誰かと話していて、心がちくちくした感じがすることがあります。それらは、たいていは、相手のほんのちょっとした「ひとこと」や口調によるものですので、とりあえずは、なかったことにして、そのまま会話を続けます。しかし、その場で感じたざらざらとした感じは、決して消えてなくなるわけではなく、いずれ小さな仕返しとなって現れます。何気ないひとことといえども、実は、そこには必ず、なんらかの「意図」が働いていて、わたしたちは、ことばそのものに反応しているのではなく、その「意図」に反応しているからです。本書では、一つひとつのことばの裏にあるメッセージ、それを発してしまう隠れた動機や相手に伝わっているものについて説明しています。

引用元:amazon商品説明

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