精神疾患の分類
精神医学では、大きく「外因性精神障害」「内因性精神障害」「心因性精神障害」の要因により区分されています。
外因性精神障害
外因性精神障害とは、ウィルスなどによる感染、薬物、依存性のある嗜好品、脳の外的損傷などの要因によるものです。分類として「脳器質性障害」「身体器質性障害」「中毒器質性障害」があります。
脳器質性障害
脳そのものの病気によって生じるものです。認知症が中心となりますが、脳の損傷に基づく人格変化やうつ状態など様々な病態が含まれます。
身体器質性障害
脳以外の身体病によって生じるものです。様々な身体疾患により様々な精神症状を生じることがあります。
中毒器質性障害
体内に薬物や毒物が入り込むことで生じるものです。アルコールや覚せい剤等による精神障害が含まれます。
内因性精神障害
脳の機能障害または遺伝などの要因によるものです。
心因性精神障害
心理的なストレスなどが原因となって生じると考えられています。そうなりやすい素質も想定されています。
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