猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害の特徴と診断基準

猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害

猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害の特徴

原因

未解明

発症時期

主に13歳~24歳ころまでに確認される

有効とされる主な療法

認知行動療法・精神分析療法

猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害の診断基準

基準A

他者の発言・行動・態度を悪意あるものと解釈するなどの広範な不信と疑い深さが以下の特徴のうと4つ以上によって示される。

1.十分な根拠がないにも関わらず、他者が自分を利用する・危害を加える・騙すと疑う。

2.友人・知人の誠実さや信頼を疑い、その疑念で頭がいっぱいになる。

3.様々な情報が自分に不利に利用されるという根拠のない恐怖から、他者に秘密を打ち明けようとしない。

4.当たり障りのない他者の発言や周囲の出来事の中に、自分をけなしたり脅したりする意味が隠されていると解釈する。

5.過去に侮辱されたこと、傷つけられたこと、または軽蔑されたことに対して恨みを抱き続ける。

6.自分の性格や評判に対して本人以外には理解できない攻撃性を感じ取り、すぐに怒りの反応を示したり、逆襲したりする。

7.配偶者や恋人とのパートナー関係に対して、繰り返し根拠のない疑いを持つ。

基準B

各種症状の発症原因が他の身体疾患・精神疾患・薬物などの影響では説明できない。

妄想性パーソナリティ障害(もうそうせいパーソナリティしょうがい、英語: Paranoid personality disorder ; PPD)とは、猜疑(さいぎ)性パーソナリティ障害とも呼ばれる、何ら明確な理由や根拠なく、あるいは何の関係もないほんの少しの出来事から勝手に曲解して、人から攻撃される、利用される、陥れられるといった不信感や疑念を病的に激しく疑い、広く対人関係に支障をきたすパーソナリティ障害の一類型である[1]

引用元:Wikipedia

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です