日本語教師の学習102/テストによる評価

テストデザイン

テストの全体像

テストの概要

対象者/実施日/時間/場所/出題範囲

テストの目的

到達度 or 達成度

テストの内容

種類・領域・技能

テストの形式

解答の形式・筆記orパフォーマンス

採点の方法

表示方式・採点者・採点基準

テスト実施のために必要な資源

費用・時間・場所・設備や機材・参考資料・人員

作成の計画

作成分担・市販テスト使用の有無

細目表の作成

細目表に含まれる項目

A. 大問番号 B. 評価の観点 C. 解答方法 D. 出題内容E. 小問数 F. 配点 G. 小計 H. 備考

テストを作る

・授業内容がテストに反映されている。
・個々の設問が、測りたいことを1つに絞っている。
・正答が1つのみで、誰が採点しても同じ結果になる。
・答えやヒントがテストのどこかに含まれていない。
・特定の受験者が有利になっていない。
・場面の設定は、はっきりしている。
・問題の指示は適切で十分。
・難易度や分量は受験者にとって適切。
・答えに同じ数字や記号「◯」「✕」が続いておらず全体のバランスがとれている。
・真正性が低くない。

テストを実施する

テスト前日

会場の下見

机の数と配列、音響のチェック、空調、時計、掲示物、周囲の環境など

テストの段取り

監督者の割振り、進行手順、科目の順番、問題用紙回収の有無など

準備物

試験問題、解答用紙、聴解音源・再生機材、受験者リストなど

テスト当日

出欠確認、テストの段取り・注意事項の伝達、受験票・身分証明書の確認

机上の確認、問題用紙・解答用紙の配布(→開始の合図)

机間巡視、受験者の個別対応、巡回者との連携、残り時間のアナウンス

解答用紙(必要に応じて問題用紙)の回収、枚数の確認

終了の合図、返却段取りの伝達

テスト後日

採点と評価

結果の返却とフィードバック(各自の得点・順位・課題、クラスの平均値・最高点・最低点、全体の課題などを伝達)

必要に応じて追加課題の指示

客観テストの作成形式

再認形式

真偽法

◯✕法、正誤法、二肢選択法

多肢選択法

3つ以上の選択肢の中から適当なものを選ばせるもの

選択肢は4~5肢が効果的

組み合わせ法

上下または左右に複数の項目を並べ、関係のあるものなどを、指示に合うように選択するもの

再配列法

バラバラに並べられた単語や文節を指示通りの順序に並べ替えて文を作らせるもの

配列法、並べ替え法とも呼ばれる

再生形式

穴埋め法

空欄を埋めさせるもの

単純再生法とも呼ばれる

完成法

空所にあてはまる表現を書き込んで文を完成させるもの

文章完成法とも呼ばれる

訂正法

誤りのある文を提示し、それを正しい形に訂正させるもの

質問法

文章を読ませて、内容に関する質問を文章で答えさせるもの

指示法

与えられた指示の通りに答えを書かせたり、文章を書き換えさせたりするもの

変換法、転換法とも呼ばれる

連想法

例を与えて同じ方法で答えを導き出させるもの

翻訳法

目標言語と母語の間で翻訳させるもの

綴り法

ひらがな、カタカナや漢字の読み書きをさせるもの

クローズ・テスト

文章から一定間隔で抜き取って空欄にし、そこに入るものを推測して記入させるもの

クローズ法とも呼ばれる

ディクテーション

教師または CD などの音声教材から聞き取った音を文字化していくもの

主観テストの作成形式

文章表現

作文

既習事項に関連した話題(テーマ)で、まとまった文章を書かせる形式

口頭表現

質疑応答

面接法式で教師の質問に口頭で答えさせる形式

ロールプレイ

実際に起こりそうな役割を与え、それを実演させる形式

描写

絵や写真を見せて、口頭でそれについて説明させる形式

スピーチ

あらかじめテーマを与えておき、準備させた後に話させる形式

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