「すぐやる人」と「やれない人」の習慣/本のレビュー

「すぐやる人」と「やれない人」の習慣

「「すぐやる人」と「やれない人」の習慣」を読んで学んだ知識や考え方をご紹介します。

何かを決めた時、「すぐやる人」と「やれない人」がいます。自分でも、やろうと思っていたのに結局いつもやらずじまいで終わってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

すぐ行動に移すにはコツがあります。この本には、そのコツが書いてあります。

この本で学び取ったことの重要ポイントをお伝えします。

いつやる?今でしょ!

「思い立ったが吉日」ということわざがあります。やろうと思ったその時こそ実行するタイミングという意味です。

なぜならば、そのやろうという気持ちのピークがやろうと思い立った時だからです。そこで行動しなければ、翌日にはその気持ちが冷めて「別に今すぐやらなくても」という気持ちになってしまい、結局やらずじまいになってしまうのです。

例えば、「ギターを始めよう」と思ったら、すぐにギターを買うのです。ギターを買ってやり始めても続かない可能性はあります。しかし、ギターを買わなかったら、ギターを弾けるようになる可能性は0パーセントです。

「逆算思考」と「積み上げ思考」

「逆算思考」は目標を設定し、それに向けて計画を立てて行動する思考です。「積み上げ思考」は今を起点に考え、まずはこれからやってみようという思考です。

目標を達成するためには「逆算思考」が必要です。しかし「すぐやる人」は「積み上げ思考」も併せ持っています。「これが目標達成につながるかどうかわからないけれど、今できることをやってみよう」という発想です。

自分をその気になる環境に置く

例えば「スポーツジム」が良い例かもしれません。体力づくりでしたら、ランニングしたり自宅で筋力トレーニングだって出来ます。しかし、それには強い意志が必要です。「スポーツジム」は毎月お金を払いますから行かなくてはもったいないので毎週通います。ジムに行けば、そこにはトレーニングマシンが置いてありますから、やりたいマシンを選んで、せっかく来たのだから、1時間くらいはトレーニングするでしょう。

やる時間を決める

「出来る時にやろう」と考えていたのでは、なかなかで来ません。やる人は、寝る前に15分間これをやる、とか、毎週日曜日の朝これをやるというように、やる時間を決めて実行します。それが習慣化すればしめしめです。

アポの取り方

相手とアポを取る時、「いつが空いていますか?」という誘い方だと自分の都合に合わなかったり、「空いている時に連絡します」という答えで、なかなかアポが取れません。

かと言って自分から日時を指定するのも強引です。

ベストは3つの選択肢を提案することです。例えば「今週の金曜日か、来週の火曜・水曜のいずれかでどうでしょうか?」と提案すれば「来週の火曜の夕方なら空けられると思います」といった感じでお互い都合の良い日程を決めやすくなります。

出来ない理由をポジティブに考える

「なぜ出来ないのか?」と考えるのではなく「どうすれば出来るか?」と考えるのです。

例えば、出来ない相手に問いかける言葉として、「なぜ出来ないの?」と言ってしまったら出来ない理由が返ってくるでしょう。それでは解決になりません。でも「どうしたら出来ますか?」と問いかければ、相手は出来るようになる方法を考えて「〇〇という状況になれば出来るかもしれない」と解決策が返ってきます。

目標を数値化する

ダイエットが良い例でしょう。スリムになってカッコよくなりたいとか、健康のために肥満を解消するなど目的があると思いますが、1か月で5キロ痩せるなど目標を数値設定します。そして脱衣所に体重計を置いておいて、毎日入浴前に体重を測ります。日割り計算すると1日当たり170グラム減量することになります。日によって大きく減量できる時もあれば変わらない時もあるでしょう。湯船につかりながら、明日は食べるのを抑えようとか、一駅歩こうとか考えるわけです。そして1週間で1キロちょっと減量出来ていれば良いペースです。

「目標」と「目的」

「目的」は最終的に到達したいゴールです。「目標」は「目的」を達成するための中間設定で「手段」とも言えるかもしれません。

例えば、偏差値の高い大学に行きたいのは「目的」でしょうか?それとも「目標」でしょうか?それはスパンで変わってきます。もし今が小学生でしたら、良い大学に行くことが目的で、その目標は良い高校に行くことになるでしょうし、今が中学生でしたら、一流企業に入ることが目的で、良い大学に入ることは目標になるでしょう。

大切なのは「目的」が明確になっていることです。自分でこうなりたいとイメージ出来ることです。

「目的」までのスパンは人によって異なります。老後の事までイメージする人もいれば、来年こうなりたいと短期でイメージする人もいるかもしれません。

この本のご紹介

この内容に興味がありましたら是非読んでみてください。おすすめの1冊です。

すぐ行動に移せる人は、意志の強さなど、気にしない!
自分を動かす仕組みをいかに持つかを考えています!

「難しく考えてしまい、結局動けない」
「Aで行くか、Bで行くか悩んでしまう」
「やらないといけないのに、気が乗らない」などなど、
優柔不断やなまけ心に悩まされ、行動に移せない自分を責めていませんか?
本書は、そういう想いをとっぱらい、いざという時に行動できる自分になるための本です。
心理学的見地と経験をもとに、著者が実際に大事にされている習慣を紹介しています。
できない人と対比することにより、「自分はこの傾向があるから気をつけよう」と喚起を促すことができます!

引用元:amazon商品説明

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です