空気清浄機フィルター作成★自作した理由と作成方法

空気清浄機のフィルターを本格的に自作しましたのでご紹介します。

空気清浄機4兄弟

今回モデルにした空気清浄機は奥から2番目のシャープ「UF-D51」で、購入後4年経過しています。

フィルターを自作した理由

フィルターの寿命について

今回モデルのシャープ「UF-D51」の取説には「交換サイクルは約10年に1回」と記載してあります。この機種を選んだ理由は「フィルターが長持ちするので経済的」だからです。しかし、交換サイクルの基準は「1日にタバコの煙5本相当の粉塵を吸った場合、集塵能力が初期の50%になるまでの時間を目安にしています。」と記載してあります。調べていくとタバコの煙5本相当の粉塵だけを基準の対象にしているので、実際の使用環境と一致するとは限らないです。花粉やダニその他様々な粉塵の量を考えると私の家の使用環境では恐らく2年以下であろうと判断しました。

フィルターの清掃が大変

脱臭フィルターは水洗い可能ですが、集塵フィルターは、水洗い不可の為、掃除機で清掃するのですが、プリーツ構造になっているので清掃作業が大変です。プリーツは106本あり、212面の清掃が必要になります。

フィルター清掃

フィルターの価格が高い

実売価格は約3,000円です。10年持てば安いですが、交換頻度が高ければ安くないです。

フィルターの作成方法

既存フィルターの取外し

左が脱臭フィルター、右が集塵フィルターです。

フィルター取外し

汚れ状態の確認

集塵フィルターをマイクロスコープで見てみると、奥の方に掃除機で取り切れない汚れが残っています。

集塵フィルター汚れ

脱臭フィルターをマイクロスコープで見てみると、緑色の汚れがこびりついています。

集塵フィルター汚れ

フィルターの密閉性が高くない為、隙間から入ったホコリが内部に残っています。

空気清浄機内部汚れ

フィルターの構造確認

集塵フィルターは、ペーパーフィルターがプリーツ状に折り畳まれ枠に取り付けられています。

ペーパーフィルターを枠からカッターナイフで切り取り、外してみました。

フィルター解体

プリーツのヒダ幅は35mm、ヒダの本数は106本ですので、プリーツを伸ばしたペーパーの長さは、35mm×106本×2=7,420mm、7メートル42センチということになります。高さは238mmでした。

プリーツ構造フィルターの作成

使用するペーパーフィルター

■残留粒子:2~5μm ■厚さ:0.51mm ■透気度:1.8sec のペーパーフィルターです。

主な粉塵:ダニ=10~100μm、スギ花粉=30μm、PM2.5=2.5μm以下で、スペック上の残留粒子の大きさ(目の細かさ)でいくと、PM2.5は残量しない(2.5μmよりも目が粗い)ということになりますが、実際には2μm以下の粒子も繊維にくっついて残留するものもありますので、概ね空気清浄目的を達成できる仕様と判断しています。

マイクロスコープで見るとこんな感じです。

新ペーパーフィルター

作成方法

7,420mm×238mmにカットしたペーパーを、35mm幅のヒダに地道に折り畳んでいきます。

プリーツ作成

フィルター枠の作成

クッション性のあるウレタンゴムシートを空気清浄機本体フィルタ取付部左右に取り付けます。

フィルター枠

新フィルターの取付

作成したプリーツ状のフィルターを空気清浄機本体に取り付けます。上下はセロテープで取り付けて隙間をふさぎます。

クリーナー交換後

脱臭フィルターの洗浄・取付

脱臭フィルターは水洗いして十分に乾燥させます。

洗浄後のフィルターをマイクロスコープで見てみると汚れが綺麗に落ちています。

脱臭フィルター洗浄後

綺麗になった脱臭フィルターを取り付けます。

脱臭フィルター取付

バックパネルを取付けて完成

バックパネル

まとめ

節約目的でフィルターの自作を試みたのですが、材料費と手間暇を考えると、割に合わないかもしれません。しかし、フィルターの適正な交換サイクルの判断は難しく、使用時間に伴いフィルターに残量している粉塵が多くなり、その粉塵にカビが生える等フィルター自体の環境が悪化することで、空気清浄機が逆効果にもなり得ます。安心のためには出来る限りこまめなフィルター交換が望ましいと思います。

この記事の内容が少しでも読者の方のお役に立てれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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