iphone(アイフォン)のイヤホン分解清掃!音が蘇る!汚れ完全除去

iphone(アイフォン)は2年毎に機種交換やキャリア乗り換えで本体を替えている方は多いと思います。古い機種を下取りや売却する時は本体のみでイヤホンはそのまま使用すると思います。
すると長年使い続けたイヤホンは音の出口に汚れが溜まり音が出にくくなってきます。そこで爪楊枝などを使って表面の汚れを除去すれば、ある程度復活するのですが、それでも音が出にくく(小さく)なってきたら、裏側に汚れが蓄積していると思われます。
そこで、裏側に蓄積した汚れを除去するための分解方法と、汚れ除去の手順をご紹介いたします

イヤホンの音の出口

イヤホンの音の出口はメッシュになっています。このメッシュの表面に汚れが溜まっていきますので、先ずは爪楊枝などで表面の汚れを除去します。この写真は表面の汚れを除去した状態です。しかし音が出にくくなっています。下の小さいほうの出口からは音が出ます。ということは、上の大きいほうのメッシュの裏側に汚れが蓄積され音を塞いでいると判断出来ます。
before

分解方法

両面テープで接着された蓋を外します。

 

写真のようにプライヤーで隙間が出来るまでゆっくりと圧迫していきます。傷を付けたくない場合は布を挟みます。
Pliers

少し隙間ができました。
Pliers2

もう少し圧迫して隙間を大きくします。
Pliers3

ここまで来たら、爪などでこじ開けて分離させます。
open

裏側の清掃

裏側を見てみると汚れが沢山蓄積しています。よく見ると裏側にはスクリーンが張ってあり、スクリーンに汚れが付着しています。
Dirt

汚れが軽い場合は裏側からシャワーをかけて水圧で汚れを除去出来るかもしれませんが、ここまで汚れていると完全に汚れを除去することは難しいので、爪楊枝を使ってスクリーンを除去します。
cleaning
Removal

除去したスクリーンです。
screen

スクリーンを除去したメッシュをシャワーをかけて水圧で洗浄します。しばらく水につけておいておくと汚れが落ちやすくなります。

綺麗になったら水分を除去して乾燥させます。メッシュはスッキリ綺麗になりました。
mesh

組み立て

元の位置に合わせ、指で挟んではめ込み、完了です。
after

音が蘇りました。ヌケが良く、とっても良い音です。

注意点

左右同時に作業をすると、間違って左右テレコになってしまうかもしれませんので、片側づつのほうがよいです。向きが分からなくなった時も、片側を参考にできます。
スクリーンは防塵・防滴の役割をしていたと思われますので、埃が入りやすく、水に弱くなると思われます。

作業は簡単で、失敗することはないと思いますが、もし失敗したとしても、寿命として諦めるより、是非トライしてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。お役に立てれば幸いです。

 

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