築35年の浴室のタイル目地の黒カビがカビキラーでも取れなくなってきて、所々隙間も出来てきたので、DIYで補修しました。
補修のポイント
見た目を綺麗にすること
お風呂は身体を綺麗にする場所ですので、浴室も綺麗に保ちたいものです。黒ずんだタイル目地を真っ白にします。
費用を最小限に抑える
DIYにより費用は材料費のみで済みます。また、大掛かりな補修ではなく、補修が必要なところのみに抑えます。
長持ちさせる
見た目だけではなく、隙間を奥までしっかりと埋めお湯の侵入をしっかりと防ぎ、防カビ材入りの目地材を使用することでカビの再発を防止します。
補修手順
補修前の状態
所々、目地が黒ずんでいて、カビキラーでも取れません。
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黒ずんだ部分を削り取る
作業は、水気のない乾いた状態で行います。
先ずは、ケレン等で黒ずんだ部分を削り取っていきます。今回のケースでは、以前補修で使用されたコーキング材が防カビタイプではなかった為、そのコーキングがカビていたようです。
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削りカスは都度掃除機で吸い取っていきます。
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黒ずんだコーキングを除去したところ、目地に隙間が出来ていました。
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タイル目地材で隙間を埋める
補修には「抗菌タイル目地材」を使用します。
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小麦粉を溶かすように、タイル目地材を水で溶かします。
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溶かした目地材を隙間へ流し込みます。
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しかし、このやり方では、隙間の奥まで目地材が浸透し難く、作業が非効率です。
そこで、注射器を用いて、隙間へ目地材を注入することにしました。注射器は100円ショップの化粧品容器売り場で購入したものです。
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目地材の粘度を低めにしてサラサラにします。調味料で例えると、マヨネーズではなく和風ドレッシングくらいの粘度にします。そして、それを注射器で吸い取ります。上手く吸い取れない場合は粘度が高いですので、目地材を更に水で薄めます。
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注射器から、隙間へ目地材を注入していきます。奥の方まで浸透するように、浸み込んだら更に注入していきます。
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隙間が埋まり切ったら、少し時間をおいて乾く前に(30分以内)キッチンペーパー等でタイルに溢れ出た目地材をふき取ります。
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劣化した目地の補修
劣化した目地は目地ごとごっそりと除去します。
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除去した目地部分へは「浴室用パテ」を使います。
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目地をパテで埋めました。
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注意点
タイル目地材は、硬化するまで1日ほどかかりますので、計画的に作業をする必要があります。洗い場側と浴槽側の作業日を分けるなどして工夫すれば、浴室を使うことは可能です。
以上、最後までご覧いただき、ありがとうございます。この記事が読者の方々の参考になれば幸いです。
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