自殺するということについて

自殺するということについて

長年生きていて、「もう死んでしまいたい。」「生きていたくない。」という考えが頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。私はあります。でも、死にませんでした。「自殺」は簡単に出来る事ではないと思います。簡単に死ねるものなら、私も死んでいるかもしれません。本当に自殺をしてしまう方は、よほどの理由があるのでしょう。その理由も理解せずに「自殺はやめましょう。」とは言い切れません。ただ、死んでしまったら、元に戻れないのは事実です。

楽な自殺方法

グーグルで「楽な自殺方法」と検索しても、楽な自殺方法が書いてある情報は出てきません。検索結果のトップは「こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556」2番目に「厚生労働省の電話相談」3番目に「完全自殺マニュアルという本のレビュー」でした。ネット上では自殺方法の情報は削除されますが、本は問題ないのですね。本のレビューをみて見ると、自殺方法が具体的に淡々と書かれている本のようです。こういう本の出版が許されているという事は、突発的に自殺するのではなく、考えに考えて、本を注文して、読んでみてそれでも死にたいのなら、という道が残されているという事なのでしょうか。

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0570-064-556

残された人のメッセージ

検索の4番目と5番目に「息子を亡くした母の手記」と「大切な人を亡くした方からのメッセージ」がありました。これを読むと「死んではいけないな」という気持ちになります。

自分に出来る事

今自分に出来る事、一番目は、自分自身が生きる事、二番目は自分が少しでも自殺の原因とならない事。例えば、「いじめ」が原因で自殺してしまう子供もいます。いじめられた側は死ぬことが相手に対する最強の復讐と思ったのかもしれません。いじめた側は一生罪悪感に苦しむでしょう。その結果いじめた側も自殺してしまうケースもあります。

何のために生きているのか

出来れば生き甲斐をもって生きていきたいですね。人によって生き甲斐は様々と思いますが、「自分の存在感を感じる事」は生き甲斐の大きな要素です。自分が役に立ってるとか、自分の言動が人に影響を与えていると感じることです。影響を与えると言っても、良い影響でありたいものです。存在感をアピールすることだけが先走ってしまい、人に迷惑をかけてしまうことは、後になって「悪い存在」は生き甲斐にならないことに気付き後悔します。

薬の力を借りる

メンタルクリニックや薬に抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれませんが、風邪をひいたら、風邪薬を飲むのと同じです。私も薬のお世話になりましたが、「薬は効果がある」と思います。

最後に

「人は本来孤独であるもの」と言いますが、本当に孤独では生きていけないと思います。私は人付き合いが苦手で、集団行動も苦手です。でも一人では生きていけません。現代社会ではSNSという場に参加して孤独感を解消できている人が多いのではないでしょうか。

この記事は、自殺することを全面否定しない気持ちがきっかけで書き始めたのですが、「残された人のメッセージ」を読んで、出来れば救ってあげたいという気持ちになりました。

こころの健康相談統一ダイヤル

0570-064-556

よりそいホットライン(24時間対応)

0120-279-338

いにちの電話

0570-783-556(午前10時から午後10時まで)

0120-783-556(16時から21時まで)

チャイルドライン(18才まで 午後4時から午後9時まで)

0120-99-7777

子供のSOSの相談窓口(24時間)

0120-0-78310

子供の人権110番

0120-007-110

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