★日本語教師の学習47/誤用分析
誤用分析 誤用分析の意義 日本語学習の習得過程では、その段階に応じて、様々な誤用が現れる。 1.学習者が何をどの程度分かっていて、どこでつまづいているかががわかる。 2.学習者は誤用を産出することで、自分なりのルールの検…
誤用分析 誤用分析の意義 日本語学習の習得過程では、その段階に応じて、様々な誤用が現れる。 1.学習者が何をどの程度分かっていて、どこでつまづいているかががわかる。 2.学習者は誤用を産出することで、自分なりのルールの検…
統語的対照 文法関係の表示 「日本語・韓国語」は形態的に「後置詞(格助詞)」で表す 後置詞(格助詞)で文法関係を表示するので、語順の制約は厳しくない 例:私がお茶を飲む 〇お茶を私が飲む しかし、後置詞を入れ替えることは…
音韻的対照 母音 母音の数 日本語:ア イ ウ エ オ の5つ 英語:16~26母音 中国語:6~36母音 韓国語:8~10母音 ベトナム語:11~12母音 日本語の5母音の分布 舌の位置が前か後か、高いか中くらいか低い…
言語類型論 世界中で用いられている言語の数は、3000~6000 ある程度高い抽象度で、世界の言語を見て見ると、いくつかの共通した特徴をタイプ化(類型化)することができる。 多様な言語の中に、共通してみられる特徴に注目し…
構造主義言語学 1929年代後半からアメリカで発展した言語学的枠組み(ブルーム・フィールド) 言語の実態を記述することを目的とした文字を持たないアメリカの原住民の言語を分析して辞書と文法書を作るために、音声を聞き取り、音…
統語論 統語構造 語の配列に関わる構文的な構造 それらについて研究する言語学の分野を「統語論」「構文論」という。 表面的には線条性を持った配列によって、音声化・文字化される。しかし、そのもの自体は抽象的なものである。 統…
言語とは 音声を媒体手段として意味を伝えるもの 音声と文字 「音声」は一時的なもので「文字」は二次的なもの 言語の4技能 1.聞く 2.話す 3.読む 4.書く 理解(受容)⇒表現(産出) 聞く⇒話す 言語学の諸分野 音…
社会言語学的能力 スピーチ・コミュニティ(言語共同体) コミュニケーションの行為と解釈に関する知識を有している共同体 /ハイムズ グライス・協調の原理 量の公理 必要な量の情報を提供し、必要な量以下・以上の情報を与えない…
言語変種 地域方言:地域差 社会方言:年齢 性別 階層 教育 職種 位相語 ある特殊な集団によって使われる語(幼児語、若者言葉、専門語、隠語、武士言葉、廓言葉(くるわことば) 社会的階層によってふさわしい言葉 女房詞 武…
コミュニケーションストラテジー JF日本語教育スタンダード 国際交流基金 コースデザイン、授業設計、評価を考えるための枠組み 相互理解のための日本語 課題遂行能力:言語を使って具体的な課題を達成する能力 異文化理解能力:…