日本語教師の学習116/誤用フィードバック

誤用フィードバック

誤用

ミステイク

わかっているのに、つい間違ってしまった。

エラー

理解していないことによる間違い。

ローカルエラー

コミュニケーションに支障がない間違い。

グローバルエラー

コミュニケーションに支障がある間違い。

エラーの原因の種類

第一言語からの移転による誤り

第一言語に関係なく発生する誤り

エラーの区別

言語間エラー

第一言語と第二言語間の差から生じる

言語内エラー

第二言語の不完全から生じる

過剰一般化

第二言語の規則を過剰に使う

簡略化

言語規則を単純化することで生じる

その他の誤用

プラグマティック・トランスファー

母語との違いの影響による違和感

化石化

誤りが訂正されず、そのまま固定してしまう

回避

自信の無い語彙や文型を使わない

誤用訂正について

学習者の性格・心理状態にも気をつけること

誰が訂正するか

教師・学習者同士・教師と学習者

いつ訂正するか

影響が大きい場合:すぐ訂正する

影響が小さい場合:後で、教える

誤用訂正方法

明示的フィードバック

教師が、明確に訂正する

暗示的フィードバック

自然に言い返して、学習者に訂正を促す

教師の心得

「自己研修型教師」が求められる。

自分自身を省みて、自己成長する教師。

P(Plan) D(Do) S(See) を行う。

自己成長活動

ティーチング・ポートフォリオ

教案を保存しておく

アクション・リサーチ

教師自身に課題を与える

ワークショップなどに参加

様々な教え方があるので、1ヵ所ではなく、複数の教え方を学ぶこと

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です