AGAコスパ追求Ι育毛発毛剤を安く(ロゲイン⇒カークランド)ミノキシジル裏技

男性型脱毛症の治療について

公益社団法人日本皮膚科学会の「皮膚科Q&A」によると、

Q5男性型脱毛症の治療はどうしますか?

 男性型脱毛症は「病気」というよりは人体の自然現象ですが、若い人では悩むことだと思います。近年様々な研究が進み、有効な治療方法が登場しています。日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドラインではミノキシジルという成分を含有した外用剤とフィナステリドという内服治療薬が推奨されています。ミノキシジルは毛乳頭細胞を刺激して毛母細胞の増殖を促す成長因子を出させる作用があることが分かっています。フィナステリドはII型5α-リダクターゼの作用を抑えて、毛包のミニチュア化を防ぎます(図5)。この内服薬は自費診療、つまり医師の処方箋で購入するもので、内服するかどうか、効果があるかどうかなど、皮膚科専門医に相談することが大切です。図6のように日本人に多い頭頂部の脱毛に効果的です。

図5:男性型脱毛症に対する育毛剤の作用
図5:男性型脱毛症に対する育毛剤の作用
図6:男性型脱毛症に対するフィナステリド内服療法
内服前
図6:男性型脱毛症に対するフィナステリド内服療法:内服前
1年内服後
図6:男性型脱毛症に対するフィナステリド内服療法:1年内服後

引用元 脱毛症 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

とあり、外用剤としては「ミノキシジルという成分を含有した治療薬」が推奨されています。

ミノキシジルとは

ミノキシジル(Minoxidil)とは血管拡張薬として開発された成分。後に発毛効果があるとされ発毛剤に転用され、日本以外ではRogaine(ロゲイン)®の商品名で売られている。日本では一般用医薬品として大正製薬からリアップ®シリーズが市販されている。

引用元 ミノキシジル – Wikipedia

とあり、日本ではリアップ、海外ではロゲインという商品名が出てきます。

治療薬として何を選ぶか?

ご存知にように、育毛剤ランキングサイト等では上位に他の商品がいくつも出ています。

それでは、どの商品が良いのか迷ってしまいますね。

商品の特徴を比較してみると選ぶ基準の一つとして、

効果の高さより副作用のない安全性と選ぶか、それとも多少の副作用があってもより効果の高いほうを選ぶかというところにたどり着きます。

私は、後者の「多少の副作用があってもより効果の高いほう」を選びます。

というより、育毛剤を使い始めた当初は育毛剤の種類は今ほどなく、育毛剤と言えばリアップ、同じ成分のロゲインかという時代だったと思います。

ロゲインは、リアップよりもミノキシジルの濃度が高くしかも価格が安いので迷わずロゲインを使っていました。

付けるのをやめると抜け毛が増えるので、効果はあると実感しています。

ということで、しばらくはロゲインを使っていたのですが、安いといっても使い続ければそれなりに費用もかかります。そこで同じ成分でさらに安いカークランドに変えました。

カークランド・ミノキシジル(Kirkland)通販 | 効果 | 育毛剤(外用) | オオサカ堂

カークランドはロゲインと比べるとちょっとベトつきますが、効果は同じと思います。

でも、もっと効果を出したいと欲が出てきて調べていくと、より高濃度のミノキシジルを含有したフォリックスという商品を知り試してみました。

フォリックスFR12(Follics)通販 | 効果 | 育毛剤(外用) | オオサカ堂

効果は高いような気がしましたが、価格が高いので続けられませんでした。

色々調べたり試した結果、コストパフォーマンスは『カークランド』がベストと思います。

カークランド

裏技

ちょっと余談になりますが、実は今は自作の育毛剤をメインに使っています。

あくまでも個人的な試作品ですので【裏技】としてご紹介します。

使用する服用ミノキシジルはこれです。

ミノキシジル

1錠あたり10mgのミノキシジルを含有しています。

ミノキシジル10㎎

固形のミノキシジルはグリセリンに溶けます。

グリセリン

先ず、錠剤のミノキシジルを粉状するためスプーンで潰します。

スプーン ミノキシジル潰し

潰した錠剤をさらに紙の上ですり潰していき、サラサラのパウダー状にします。

ミノキシジル粉 ミノキシジル粉2

出来上がったミノキシジルパウダーを50mlのグリセリンを入れた100mlのボトルに入れます。

ミノキシジルを入れる ミノキシジルを溶かす

パウダーを全部入れたら、蓋をしてシェイクし、十分に混ざったら更に50mlのグリセリンを加え、100mlのミノキシジル溶液が完成です。

ミノキシジルボトル

100mlのグリセリンに10mlのミノキシジルを含有していますので、濃度は10%です。
濃度は約0.01%です。当初、10mg=10mlと誤算していました。高濃度のミノキシジル溶液には多量のミノキシジルを溶かす必要があります。

先に紹介しました「フォリックスFR12」は12%ですので、それよりやや薄いということになります。

このボトルは半透明なので分かりにくいですが、パウダーのミノキシジルはグリセリンに溶け込んでいます。

水やアルコールでも試してみましたが、溶け込まず底に沈殿してしまいます。

この試作品を1年近く付けていますが、特に副作用などありません。服用しても問題のない薬ですから皮膚に付けても問題ないのだと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

4 件のコメント

  • 裏技、参考にさせていただこうかと思っていますが・・

    「グリセリン100mlは約126g」と換算すると、濃度10%の自作ローションを作るには
    「12.6gのミノキ錠」が必要なのでは、と考えます。

    ミノキ1錠 = 10mg = 0.01g となりますので
    126g ÷ 0.01g = 1,260錠 必要になるのでしょうか。

    教えていただけましたら幸甚です。

    • ご指摘頂き、ありがとうございます。
      10mg=10mlという誤算をしていました。
      裏技の内容は更新いたしました。
      教えていただき、ありがとうございました。

  • はじめまして。
    私は女性ですので、カークランド5%にグリセリンで薄めて2%にして使っておりましたが、あまりにもベタベタするので、
    グリセリンを少し減らして、精製水で薄めましたが、溶けずに沈殿してしまいました。
    やはりグリセリン以外のものを混ぜると溶けないのでしょうか?

    宜しくお願い致します。

    • お問い合わせ頂き、ありがとうございます。
      水やアルコールで試してみましたが、溶けませんでした。
      やはりグリセリン以外のものには溶けないようです。
      宜しくお願いします。

  • せーやん へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です