ギター/ベースのメンテナンス★ローズ指板のクリーニングと保湿

ギターやベースのローズ指板のクリーニングと保湿用オイルと、

効果的なメンテナンス方法を紹介します。

今使っているオイルは、このオレンジオイルです。

オレンジオイル オレンジオイル説明

メーカーのサイトも貼っておきます。

Orange Oil/Lemon Oil|HOWARD (ハワード)|ZENBU JAPAN CO.,LTD

このオイルの特徴は、クリーニング効果が高いということです。

メーカーサイトにも木部専用クリーナーと記載してあります。

しかし効果はクリーニングだけではなく、オイルによる保湿効果もあり、また指の汗等から指板を守る役割も果たしていると思います。

私は中古楽器を購入して直してメンテナンスするのが趣味ですが、

購入したギターやベースは、おそらく指板のメンテナンスがなされていないと思われるものが多いです。

なので、先ずは汚れを落とすことから始めます。

このオイルはとてもよく汚れが落ちますが、ローズ指板に長年こびり付いた汚れは、塗装面の汚れよりも落ちにくいので、メラミンスポンジを使います。

メラミンスポンジ

適度な大きさにカットしたメラミンスポンジにオレンジオイルをタップリと付けます。

指板メンテナンス

そしてオイルを染み込ませたメラミンスポンジを指板にこすりつけてクリーニングしていきます。フレット付近は特に汚れがたまっているので、ゴシゴシこすって汚れを除去していきます。

全体のクリーニングが完了したら、表面に残ったオイルを乾いた布切等で拭き取ります。

その後直ぐに弦を張っても良いですが、表面のオイルがある程度乾くまでしばらく弾かないほうが良いと思います。

オイルを塗ると、ローズウッドの色がやや濃くなり見た目も高級感が出ます。

このオイルは、指板だけでなく未塗装木部にも使用しています。

ぞうさんベースのテール

これは、ぞうさんベースのテールピースですが、オイルを塗りこんんだところ色が濃くなって高級感が出ました。木材の保護にもなっていると思います。

また、このオレンジオイルはボディーやネック等の塗装面のクリーニングにも使え、

汗等が付着し曇ったように汚れたボディーも楽に汚れが落とせます。

クリーニング後はべたついていますので、乾いた布でしっかりと残ったオイルを拭き取ります。

このオレンジオイルを使う前は、MOONのレモンオイルを使っていました。

多分30年以上使ってきたので、オイルの粘度が高くなりドロッとして使いにくくなったので、今回のオレンジオイルを購入しました。

MOON-OIL

汚くてすみません。年代物なのでワインなら美味しいでしょうね(笑)

ムーンオイル説明

このMOONのオイルは、未塗装の木材ボディーをオイルフィニッシュ仕上げにするときに使用します。

この記事が読者の方の楽器のメンテナンスに役立てば幸いです。

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