「20代」でやっておきたいこと
「「20代」でやっておきたいこと」を読んで学んだ知識や考え方をご紹介します。
本のタイトルは「「20代」でやっておきたいこと」となっていますが、本の内容を読んでみると20代ではない自分にも当てはめられると感じました。
40代でも50代でも60代でも、新しい事に挑戦することはできるし、気持ち次第で人生を変えられる。
この本で学び取ったことの重要ポイントをお伝えします。
仕事から学ぶこと
学校を卒業して、最初に就職した会社が、本来やりたい職業ではなかったり、入社してみたらイメージしていた仕事と違っていたりして、その仕事に意味を見出せない気持ちになってしまうことがあるかも知れません。
仕事というものは、その分野の専門的な知識や技術以前に、どんな仕事にも共通する「仕事の基礎」を身につける必要があります。例えば「正しい言葉づかい」「顧客からの電話対応方法」「関連部門との連携プレイ」「チームワーク力」「顧客の立場になって考えること」等々です。「忍耐力」もそうです。
なので20代は、今の仕事が本来自分がやりたい分野ではないとしても、その仕事を通して「仕事の基礎」を習得する意識で積極的に学ぶのです。
また、将来やりたい分野とは異なる仕事の経験は、きっと後になって良い経験だったことがわかるでしょう。
忖度力
「忖度(そんたく)」とは、「相手の気持ちを推し量ること」「相手が求めていることを進んで行うこと」です。
これは、ビジネスに限らず、人間社会で上手く生きていくために最も大切な能力です。
具体的には、相手に気を遣ったり、その場の空気を読んだり、相手が求めていることを汲み取ったり、周りへの気配りなどです。
相手を尊重する
自分にとって知ってって当たり前のことを知らない人を見ると「バカじゃないの?」と思ってしまうことがあります。
でも、相手にとって知ってって当たり前のことを自分が知らないこともあるかも知れません。
なので「バカじゃないの?」と言う人は、その人が「バカ」なのです。自分の基準でしか物事を見る事が出来ない人だからです。
人それぞれ、得意・不得意、長所・短所があります。相手は自分には無い能力を持っています。尊重する気持ちを持ちましょう。
人に教えてもらう
若いうちは、経験も浅く知らないことがあっても当たり前ですから、知らないことを人に教えてもらうことは恥ずかしい事ではありません。
人に教えてもらうという事は、その知識やノウハウを得るだけではなく、学ぼうという積極的な姿勢を高く評価してもらえたり、教えてもらうことでその人との人間関係も良好になるというメリットもあります。「教えてください。」と言われて嫌な気持ちになる人はいないです。
「草食系」より「肉食系」になる
ここでいう「肉食系」とは異性に対する姿勢のことではなく「エネルギッシュ」という意味である。
一昔前に比べると、チームをぐいぐいと引っ張っていくようなエネルギッシュなリーダーを見かけなくなった気がします。
リーダーはちょっとワンマンくらいでいいからパワフルであってほしい。
可能性は無限大
20代という年代は、人生まだこれからだし、体力もあるし、やろうと思えばなんだって出来る。
やりたいことに全力で突き進めばよい。
夢に向かって夢中になっていることが生きがいなのだと思う。
この本のご紹介
この内容に興味がありましたら是非読んでみてください。おすすめの1冊です。
「きれいごと」だけでは、世の中渡れない。
「仕事」「勉強」「遊び」「読書」「友人関係」「メンター」「恋人」「家族」「お金」「一人の時間」……
いま、何を一番大事にすべきか?
20代のときに「何をしたか」「何を考えたか」で人生はガラリと変わる!
大人の賢さを身に付けるための本。■目次
まえがき
二十代――あらゆる可能性を信じ、後悔しない生き方を!1章《自分を伸ばすために》
二十代で経験しておきたいこと。2章《会社で働くときに》
これだけは知っておきたい、13のこと。3章《二十歳からの勉強法》
二十代の読書量で、人生は決まる!4章《社会人として人間関係術
絶対覚えておきたい「大人」のルール。5章《人に頼らない生き方》
自分は自分!「比べる生き方」をやめよう。6章《夢のある人生を楽しむために》
元気の出る二十代のための生き方。■著者 川北義則
1935年大阪生まれ。1958年慶應義塾大学経済学部卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。
文化部長、出版部長を歴任後、1977年に日本クリエート社を設立。
現在、出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として新聞、雑誌などに執筆。
講演活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
引用元:amazon商品説明
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