この記事をご覧になられている方は、ピアノ購入にあたり既に色々な情報を入手されていることと思います。
ここでは、私が実際に『満足のいく良いピアノを安く購入』するまでの体験をお話しします。
あなたのピアノ購入に少しでもお役に立てればと思っています。
ピアノの本で知識を得る
どんなピアノを選ぶかべきかピアノの知識を得るためにこの本の内容がとても役にたちました。
本の内容は、
こちらで試し読みができます。
この本を読んで、購入するピアノの条件をある程度絞り込みました。
■70年代に作られたピアノが木材も良く丁寧に作られていそうだな~
■メーカーはヤマハが一番間違いがなさそうだけど、実際に色々見てみよう!
■予算は〇〇万円くらいで良いピアノが買えそうだ
ピアノ店回り
いよいよお店にピアノ見に行きます。
車で片道1時間位の範囲で10件近く見て回りました。
週末はピアノ屋さんめぐり。数週間にわたり気になる店には何度も通いました。
色々なお店を見て回って分かったことは、
①小売店
新品から中古までバリエーション広くピアノが並べてあり、
弾き比べしやすい。販売員の対応も良く長時間いても親切に色々教えてくれる。
色々なお店で、多くのピアノを試奏してそれぞれのピアノの音の違いやタッチの違いを体感でき、知識も高まりました。
②ピアノ工房
置いてあるピアノは少ない。弾けるピアノが無い場合もある。
あまり長居出来ない場合が多いですが、良いピアノの本質みたいな話が聞けて、とても参考になりました。
③倉庫
主にピアノ買取業者の倉庫です。
ピアノ倉庫ですから多数のピアノが在庫してありますが、殆どが海外へ売却されるようです。
大体は一角に販売コーナーみたいな所があり、そこにはクリーニング・調整済のピアノがあり試奏も出来ます。
倉庫に気になるピアノがあったら、ちょっと出してもらって弾くことも出来ました。
倉庫でも、小売店とはまた違ったお話が聞けて参考になりました。
価格は、小売店より大分安いです。
<購入決定!>
さんざん悩んだ結果、倉庫で『1978年製 ヤマハ W106』を買いました。
手前が今回購入したW106です。
好みの音で、鍵盤のタッチも重くなく、木目で『猫足』が気に入っています。
奥はもう1台購入したU3Gです。部屋が広くないのでU3Gのほうは手放してしまいました。
それぞれ音やタッチは違いますが、どちらも70年代物で温かくて優しい音を奏でます。
<ワンポイントアドバイス>
■調律簿
通常は販売するときに捨てられてしまうようですが、捨てずにつけてもらいました。
このピアノの歴史ですし、今後のメンテナンスに役立つ情報です。
これも倉庫直販だから可能なのだと思います。
■湿度管理
ピアノにとって湿度管理は大切です。
特に梅雨時は、除湿器を稼働させて湿度を抑えています。
■ダンプチェイサー
ヒーターにより湿気を防止します。
■調律
調律は、ネットで個人依頼しています。仲介料がない分安いです。
過去に何人かお願いして、今はその中で気に入った方に来ていただいています。
<余談>
実は、自分で調律にトライしてみたくて、もう1台のピアノを買いました。
でも素人には難しいですね。大きくズレた音は直せますけど。。。
また機会がありましたら記事に書きます。
それでは、この記事をご覧になっている方、良いピアノが見つかりますように!!!
こちらも、ご覧ください。
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