「要介護1」から「要介護5」の身体の状態

「要介護1」から「要介護5」の身体の状態

身内がどのくらいの介護が必要なのか?
と判断に迷うことがあると思います。
そんな時のために、介護度の目安をまとめてみました。

要介護1

・居室の掃除など身のまわりの世話に介助を必要とする。
・起き上がりや立ち上がりで、何らかの支えを必要とする。
・歩行での移動動作に支えを必要とすることがある。
・買い物や薬の服用など日常生活の能力が低下している。
・認知機能が低下し、混乱や理解低下が見られる。
・排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。

要介護2

・居室の掃除など身のまわりの世話に介助を必要とする。
・起き上がりや立ち上がりで、何らかの支えを必要とする。
・歩行での移動動作に支えを必要とする。
・認知機能が低下し、混乱や理解低下が見られる。
・排泄や食事や入浴などに介助を必要とすることがある。

要介護3

・居室の掃除など身のまわりの世話を自分で出来ない。
・起き上がりや立ち上がりが自分一人で出来ない。
・歩行での移動動作に支えを必要とする。
・認知機能が低下し、問題行動がみられることが多い。
・着替えや入浴などの介助を必要とする。
・排泄を自分ひとりでできない。

要介護4

・居室の掃除など身のまわりの世話を自分で出来ない。
・起き上がりや立ち上がりが自分一人で出来ない。
・歩行での移動動作は自分一人で出来ない。
・認知機能が低下し、混乱や理解低下が見られる。
・着替えや入浴などの介助を必要とする。
・排泄を自分ひとりでできない。

要介護5

・居室の掃除など身のまわりの世話を自分で出来ない。
・起き上がりや立ち上がりが自分一人で出来ない。
・歩行での移動動作が出来ない。
・認知機能が低下が著しく、意思疎通も困難な場合が多い。
・着替えや入浴などの介助を必要とする。
・排泄や食事ができない。
・日常生活で、すべての介助が必要になる。

要介護認定の申請方法

市町村の役所へ必要書類を提出する

必要書類

要介護認定申請書
介護保険の被保険者証(65歳以上のみ)
医療保険の被保険者証(40歳~64歳のみ)
身分証明書

ケアマネージャーが代行することも可能です。(委任状が必要)

訪問調査

市区町村の認定調査員の訪問による「認定調査」を受けます。

一次判定

認定調査の結果と主治医意見書による判定で、介護に必要と想定される時間を表す「要介護認定等基準時間」が算出されます。

二次判定

介護認定審査会により、「要介護1~5」の5区分の判定が決定します。

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