ライブハウスで自分や友人のバンド演奏を動画撮影する場合、ライブハウスによってはビデオカメラの設置に苦労しますね。
そこで、ライブハウスでのカメラ設置具体例を紹介しながら、設置に使用するツールや設置の注意点・コツなどをお伝えします。
ライブハウスの環境に合わせた設置例
ライブハウスはお客さんがライブを見に来るわけですから、撮影は観客の邪魔にならないようにしなければいけませんね。むしろ、観客が撮影の妨げになるくらい撮影には不利な環境が殆どと思います。
そんな制限のある環境でうまく撮影するためのツールや設置方法を特殊な例を紹介しながらご案内します。
カメラ取付ツール
■クリップ
大きなクリップにカメラ取付ブラケットが付いています。この例ではクリップ部にウレタンシートを貼ってあります。とても安価なものですが、作りはしっかりしていてクリップ力も十分です。
■クランプ
右はホームセンターに売っている一般的なクランプ。左はブラケット付きのクランプ。
このように組み合わせると使いやすいです。
■三脚
この例では小型三脚をコインロッカーの上に設置しています。
一脚にも、小型三脚にもなる、場所をとらないタイプのロング三脚
■踏み台
下のほうに写っているのが踏み台です。高い所に設置する時や、手持ちで高い所から撮影する時に使用します。折り畳んでカバンに入れてます。(隣に置いてあるカバンです。)
■リモコン
手の届かない高い所に設置する場合などに必要です。
ライブハウスのスタイル
①立ち見スタイル(スタンディング)
椅子やテーブルがなく、観客はフロアに立ってライブ観戦します。踊ったり飛び跳ねたりする場合もあります。
②椅子スタイル
椅子が設置してあり、観客は座ってライブ観戦します。テーブルがある場合もあります。飲食店はこのスタイルですね。
③座敷スタイル
観客はフロアに座って観戦します。テーブルが置いてある場合もあります。
設置パターン
A.三脚による設置
お店のスタイルが②椅子 ③座敷 の場合は一般的な三脚を利用できる場合が多いですね。特に苦労はないと思います。最前列からは低めからのアングルで広角撮影になり、左右壁際または後方からは、自由な高さで撮影が可能です。
B.クリップやクランプを使った設置
①立ち見 の場合は、殆どがこのパターンになると思います。お店に設置してあるプロジェクターやビデオカメラの設置ステー、壁にある配管、コインロッカーの扉など、取り付けられそうなものを探して取り付けます。
②③のスタイルでテーブルがある場合は、最前列のテーブルにクリップ固定しするとカメラの設定操作がしやすいです。
少し分かりにくいですが、壁に這っている配管にクリップでビデオカメラを取り付けています。クリップには防振としてウレタンシートを張っています。
コインロッカーの扉に取り付けている例です。
C.一脚三脚を利用した設置
①立ち見スタイル の場合、通常の三脚は場所をとるため設置は難しいと思います。そこで、「一脚三脚」という場所をとらないタイプの三脚を活用します。ただし安定性がないため、周りでドタバタ振動が起きたり少し触れただけで揺れてしまう欠点があります。その欠点を解消するため「壁にもたれかける」手法があります。
壁にもたれかけ作戦です。壁からのカメラへの振動を抑えるためにウレタンシートや布などを挟みます。今回は壁に布製の幕がありましたので、それを利用しました。
三脚部の脚の長さを調整して傾かせます。
まとめ
ライブは、もちろんその時も楽しいですが、後で観る動画も楽しみですよね。来れなかった人に観てもらったりYouTube等で共有したりと色々活用できます。映像が観やすいアングルで揺れなく安定して撮れていたら最後まで観てもらいやすくなります。そのお店の環境をうまく利用して観やすい動画を撮れるよう工夫するのも楽しみの一つと思います。
この記事がお役に立てれば幸いです。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。
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