【生前準備】親が亡くなる前にしておくこと
お金に関すること
本人が亡くなった場合、本人名義の銀行口座は凍結され、お金を下ろせなくなってしまいます。
そうなる前に、ある程度の金額を下ろしておいた方が良いでしょう。
銀行口座が凍結されるのは、死亡届を出したタイミングではないので、死亡後しばらくは下ろす事が出来ます。
定期預金もタイミングを見て解約しておいた方がよいでしょう。
遺産相続に関すること
相続税の納付期限は、親が亡くなった翌日から10か月以内となっています。
納付期限を過ぎると、延滞税が加算されてしまいますので、注意しましょう。
財産の把握
相続税を納付するためには、財産を把握しなくてはいけません。
事前に、預金通帳や土地の権利証等すべての財産を確認しておきましょう。
財産にはマイナスの財産もありえます。
もし借金などがあれば、マイナスの財産となります。
マイナスの財産がプラスの財産を上回り、結果として財産がマイナスになった場合、相続を放棄した方がよいことになります。
相続手続きの後に、マイナスの遺産が発覚した場合は、そのマイナスの遺産(借金)を返済することになってしまいます。
生前贈与
親が亡くなる前に、預金や不動産などの財産を贈与すれば、遺産相続ではなく生前贈与となります。
その場合の税金は、相続税ではなく贈与税となり、税額が抑えられる可能性もあります。
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