音楽関係の動画を撮るときは、音質も重視するため、カメラ内蔵のマイクは使用せず、PCMレコーダーなどの録音機器で別に録音し、編集時に映像と音声を同期させ合成します。
音声同期機能を搭載している動画編集ソフトは少なく、パワーディレクターは音声同期機能を搭載しており、とても使いやすいのでおすすめです。
ここでは、ライブビデオ動画を例に、音声同期をはじめとした基本的な動画編集オペレーションをご紹介します。
目次
商品説明
PowerDirector 17 Ultraは初心者の方でも思い通りのビデオを作れる3年連続国内販売本数No.1のビデオ編集ソフトです。日本デザインのフルカラーマニュアルが付属し、電話とメールによるサポートサービスをご提供しますので初心者の方にも安心してご利用いただけます。ネスト編集を使うと複数の編集プロジェクトを組み合わせることができ、効率よく編集できます。エフェクト、テンプレートは800種類以上、モリサワフォント10書体もダウンロードにて使用可能です。(モリサワフォントは対象製品のみで使用可能)(メーカ資料より)
引用元:amazon商品説明
オペレーション
音声と映像ファイルを読み込む
編集モードで、左上のファイルマークをクリックし、プルダウンから「メディアファイルの読み込み」を選択し、編集対象の音声ファイルと映像ファイルを読み込みます。
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読み込むと、メディアルームの中に、クリップが表示されます。

音声と映像クリップをタイムラインへドラッグする
音声クリップをタイムラインの1番へ、映像クリップをタイムラインの2番へドラッグし、タイムラインへ表示させます。
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音声同期
タイムラインの音声(1番)と映像(2番)の両方を選択した状態で、「音声で同期」をクリックすると、音声同期機能が開始されます。

音声同期が完了したら、再生して音ズレしていないか確認します。タイムラインの左側にある映像のスピーカーマークのチェックボックスのチェックを外します。

トリミング
編集したい部分(曲)をトリミングします。
曲の始点と終点分割する
始点にタイムスライダーを合わせ、タイムライン左上の分割マークをクリックします。終点も同様に分割します。
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不要な部分を削除する
不要な部分(前後の曲)を削除します。その時「削除して間隔はそのままにする」を選択します。
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編集する部分のみが残りました。

タイムラインのクリップを左へ詰める
音声と映像の両方を選択し、つまんで左端へ移動します。

タイムラインのサイズを拡大する
左下の+-スライダーを使って程よい大きさに拡大します。

拡大しました。

映像の補正/強調
映像のタイムラインを選択した状態で、「補正/協調」ボタンをクリックし、必要に応じて補正及び強調の調整を行います。

音声を調整する
「ツール」ボタンのプルダウンから「オーディオエディター」を選択します。

イコライザー等で好みの音に調整します。
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動画の出力
編集した動画を目的に合わせたプロファイルに設定して出力します。
出力画面を開く
「出力」タグをクリックして出力画面にします。そして、出力先(書き出しフォルダー)を選択しておきます。

プロファイルの設定
今回はYouTubeに適したプロファイルに設定します。ファイル形式は「H264AVC」を選択し、「+」をクリックし、適切なプロファイルに設定します。

出力
必要に応じて、サラウンドなどにチェックを入れ、開始ボタンをクリックします。

出力時にエンコードするための時間を要します。出力を完了したら、出力先に編集済の動画ファイルが出来ています。

以上です。
この記事が読者の方の参考になれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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