私は、ライブハウスでのライブ動画を専門に撮影しています。ライブ撮影では30分以上の連続撮影が必要なため、LUMIX-GH3とG8を使用してきましたが、暗い場所での撮影の為、より高感度を求めてSONY α7Sを購入しました。カメラ本体が高価だったため、レンズ購入の予算が無く、安くて映りの良いズームレンズを探していたところ、『AF Nikkor 28-70mm F3.5-4.5 D』の評判がとても良かったので、2,980円で購入しました。
ニコン以外の本体にこのレンズを取付けた情報があまりないこともあり、レビューさせて頂きます。
映像も十分満足のいくものでしたので、動画サンプルもご紹介します。
AF Nikkor 28-70mm F3.5-4.5 Dの特徴
複合型非球面レンズは収差を良好に補正し、コンパクト化にも貢献。
多層膜コーティングによりゴーストやフレアが抑えられ、優れた色再現性を確保。
50mmから105mmの間でAFによるマクロ撮影が可能。
最大撮影倍率は約1/2倍(105mm時)で、花の接写等、幅広い撮影に対応。
良好なボケ味を実現する円形絞りを採用。
ニコンさんの商品情報から引用
外観
操作
絞り・ズーム・フォーカス何れもレンズ側でコントロール出来ますので、カメラ本体またはマウントアダプターから連動出来なくても使用可能です。
絞り
回し難いとの評判もありましたが、特に回し難さは感じません。
ズーム
50mmの折り返し地点(レンズが引っ込んでからまた出てくる地点)で少し引っかかる感触があり、動画撮影中のズーミングでは少し影響があります。これは中古品の経年的なものと思われます。
フォーカス
軽くて回しやすいです。
使用機材
本体
SONY α7S 初期型
マウントアダプター
K&F Concept レンズマウントアダプター KF-NGE
録音
TASCAM リニアPCMレコーダー / DR-07MK2-JJ
動画サンプル
設定
■ホワイトバランス:白熱電球
■絞り:F8
■シャッタースピード:1/30
■ISO:10000
■解像度:1920×1080
■フレームレート:30fps→YouTubeアップ前の編集で15fpsに変換
■ビットレート:YouTubeアップ前の編集で8000Kbpsに変換
サンプル1
ノスタルジックなお店で、ステージはやや薄暗く派手な照明はありません。今回はアコースティックで音量も大きくないです。フォーカスはボーカリストの顔に合わせています。
サンプル2
大音量で証明が派手なロック系の典型的なライブハウスです。
この画質、如何でしょうか。高価なレンズはもっと高画質なのだと思いますが、3,000円程度で購入できるレンズで、ここまで撮れれば、大変お買い得と思います。
おまけ
この記事を書き終えたところ、部屋に愛犬のマロンが遊びに来たので、パシャリ!このレンズでの写真です。
この情報が少しでもお役に立てれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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