【日本語文法】「と」「ば」「たら」の違い

~と

性質

反復的・恒常的に起きること。自然現象・習慣

主な使い方

機械きかいの使い方

このボタンを押すと、動きます。

道案内みちあんない

ここをまっすぐ行くと、郵便局があります。

~たら

性質

AたらB

順番が、A → B

後件に意思・勧誘・命令などがくる。

使い方

仮定かてい・もし

もしお金があったら、車を買いたいです。

確定かくていあと

仕事が終わったら、帰れます。

~ば

性質

後件には「期待すること」がきます。

使い方

条件じょうけん

「~と」「~たら」の使い方も含みますが、用法が違います。

「~たら」は仮定形かていけい、「~ば」は条件形じょうけんけい

注意点(制限)

後件に意志・勧誘・命令が使えない。既に起きたことには使えない。(例外:前件と後件で主語が違うとき、前件が「状態じょうたい」を表しているとき)

確定(後で)のときは使えない。例:× Aさんが来れば、始めましょう。→Aさんか来たら、始めましょう。

まとめ

文型 意味 性質 フォーカス 制限
AB Bは無意志・いつも 反復・恒常
AたらB Aが確定の後B 順番
仮定:もしAのときB 意思・勧誘・命令
AB 条件:もしAのときB 後に期待 後に意思不可

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