新築周りの水たまりの問題解決事例
所有地にハウスメーカーで家を建てたのですが、雨が降ると家の周りに水たまりが出来て困っていました。そこで水たまりが出来る原因と、判断基準そしてそれを解決しましたので、その事例をご紹介します。
水たまりの状況
建物は道路に面した土地に建てたのですが、道路と反対側の建物付近全体に水たまりが出来てしまいました。
地面の高さは適切なのか?
ハウスメーカーに水たまりができる旨を連絡し、地面の高さは適切なのかを問い合わせました。
答えは、「GL(グランドライン)は40センチで設計してあり、それに合わせてマンホールの高さもそろえてある。」との回答でした。今回のGLは40センチとの回答でした。
単にGL(グランドレベル、Ground_Level)と書くとグランドラインあるいはグランドレベルの略で、一般的に同じ意味で用る。 地盤表面の線あるいは地盤面の高さを表し、施工詳細図の断面図などで標準地盤面の位置を示す線あるいは高さで、施工を行うには必要不可欠な基準。 地盤面とは構築物が建つ土地表面のことを言い、構築物の基準の高さを表す。構築物の立つ地盤は雨水の排水などに配慮し、多くは道路面より多少高くなっている。
引用元:https://www.exterior-park.jp/
しかし、マンホールは幾つかあり、その高さを見て見ると高さは不揃いで少なくとも1センチ以上の差がありそうです。
そこで、水道工事業者に高さを測定してもらいました。
測定の結果、やはりマンホールの高さは不揃いで、GLに対し、低い所でマイナス2センチ、高い所でプラス3センチあり、なんと5センチもばらつきがありました。
そこで早速マンホール高さを高いプラス3センチの高さにそろえてもらいました。(もちろん無償です!)
高さは、足りない高さ分のホールをアジャスターで継ぎ足し、合わせます。
アジャスターと言いましても、水道管を現場で必要な長さにカットしたものです。
全てのマンホールをGLプラス3センチに合わせてもらいました。
アジャスターは通販でも販売されています。
これで、大雨が降っても水がたまることはなくなりました。ああ、本当にホッとしました。
新築を建てられた方々へのアドバイス
今回家を購入したのは2回目で、1回目は建売上宅、今回はハウスメーカーの注文住宅でした。家を建てると、多かれ少なかれ何かしら問題はあると思います。そこで、点検は業者だけに任せず自ら細かくチェックして、出来る限り早期に連絡することをお勧めします。業者さんは「大丈夫ですよ。」とおっしゃるかもしれませんが、おかしいと思ったら自らネット検索で調べて、欠陥を明確にすべきです。そして問題点を全て解消し、気持ちよく新しい家で暮らそうではありませんか。
この情報がお役に立てば幸いです。最後までご覧頂き、ありがとうございました。
コメントを残す