カメラの趣味も、交換レンズを買い足していくと、カビ対策に防湿庫が欲しくなってきます。しかし防湿庫は2万円前後しますので、「その予算はレンズ購入に充てたい」と考えるのは私だけではないと思います。そこで、簡単で安い『カメラの防湿対策』をご紹介します。ご紹介する方法は、安いだけでなく、ほかにもメリットがありますので是非参考にしてみてください。
所有しているカメラはミラーレス×3台です。
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用意するもの
湿度計
2019年6月時点で、140円(送料込み)でした。右側に写っているデジタル湿度計です。精度は5%程度のバラツキがあります。
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乾燥剤
100円ショップで販売されています。
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チャック付ビニール袋
100円ショップで販売されています。
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タッパー
100円ショップで販売されています。
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防湿方法
カメラ本体
チャック付きビニール袋にカメラと乾燥剤と湿度計を入れて密封します。
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交換レンズ
乾燥剤と一緒にタッパーに入れます。湿度計は外から見えるように入れておきます。
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蓋を閉めます。外から湿度を確認する事が出来ます。
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防湿効果
カメラに適切な湿度は、30%~50%といわれています。
新しい乾燥剤を入れて密封し、しばらくすると湿度計の表示は30%台になります。
何度もカメラの出し入れを繰り返していると、次第に乾燥剤が劣化し、湿度50%以下を保てなくなってきます。そしてら乾燥剤を電子レンジで復活させるか新たなものに交換します。
この防湿対策のメリット
低コスト
全て100円の資材で対策できます。
防湿効率が良い
カメラ1台ごとに分けて防湿しますので、使うカメラのみの開封で済み、他のカメラは密封したままなので無駄な乾燥剤の劣化がない。ドライボックスの場合は、1台のカメラの為にボックスに湿気が入ってしまう。
省スペース
防湿しているカメラは普段使っているキャリングケースに保管しますので、防湿庫等のように余分なスペースを必要としません。
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まとめ
湿度管理されていない場合は、先ず部屋に湿度計を設置し、湿度が60%以上ある場合は、早急に防湿対策した方が良いと思います。
今回ご紹介した防湿対策は、費用をかけなくてもしっかりと防湿出来ますが、防湿庫のように自動的に湿度を一定に保つことは出来ないですので、予算とスペースがあれば、防湿庫のほうが望ましいと思います。
この情報が読者の方々のお役に立てれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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