アマチュア/趣味バンドの集客/ウケるバンド/売れるコピーバンドの理由<基礎編>

プロじゃなく趣味のアマチュアバンドでも、ライブで集客したい!「良かった!」と楽しんでもらえるバンドでありたいですよね。
また、仕事や家庭と両立させるために、時間の限られたバンド活動でも成果を出したいと悩んでいるバンドさんも多いと思います。
今回は、長年のバンド経験を基に、そんな状況に置かれていても出来る「ウケるバンド」「売れるバンド」の作り方をまとめてみました。

初ライブでもウケるバンド

楽曲について

「オリジナル」よりも「カバー」「コピー」の方が一般ウケします。

音楽を聴いて、楽しめる!乗れる!のは、自分の好きな曲だったり、知っている曲ですよね。

殆どの人はそうだと思います。

「オリジナル」曲を皆が知っているのであれば別ですが、そうでなければ「カバー」「コピー」をやりましょう。

選曲について

曲を決める時、「やりたい曲」という基準で決めることがある思います。

ウケたいのであれば、「やりたい曲」ではなく「ウケる曲」基準で決めましょう。

そして、「オールディーズバンド」や「ハードロックバンド」「アニソンバンド」のようにジャンルを限定するのはもちろん、出来れば特定アーティストの「カバー」「コピー」バンドをやりましょう。

コンセプトが明確なバンドは、ライブ告知しても解りやすいし、そのアーティストを好きな人の目を引くので集客しやすく、ライブも楽しんでもらえる確率が高いです。

アーティストの選択

カバーバンドをする場合、どんなアーティストのカバーをすると集客出来るのでしょうか。

選択肢は大きく2つあります。1つは「人気のあるアーティスト」もう一つは「マニアックなアーティスト」です。

もちろん、ここでは自分たちの好きなアーティストから選ぶことになると思いますが、戦略を考えて決めます。

「人気のあるアーティスト」は集客対象人数が多いですが、ライバルバンドが多いので、レベルの高さや個性の強さが求められ、ハードルが高めになります。

一方、「マニアックなアーティスト」はライバルバンドが少ないので、集客対象人数は少ないですが、来てくれる比率が高まり、そのアーティストの曲をやるだけで楽しんでもらえるというメリットがあります。

「人気のあるアーティスト」でも、ちょっと工夫すれば大ウケします。対バンの中で印象に残っているのは、例えば「ハードロック松田聖子バンド」や「ピンクレディー」ですね。松田聖子は皆、曲を知っているし、イベントにはロック好きなな客が集まっていたので大変盛り上がりました。「ピンクレディー」はバンドとしてはマニアックですが、曲としてはポピュラーで、皆が楽しめますね!

ポテンシャルを発揮するために

ボーカルさんが得意な歌を選曲する

殆どの場合、リスナーの注目の的は「ボーカル」です。ですので、ボーカルの良し悪しがバンドの良し悪しに大きく影響します。

曲は、出来る限り、ボーカルさんの好きな曲・得意な曲・歌いやすい曲にしましょう。それにより、ボーカルさんのポテンシャルが発揮でき、結果としてバンドの評価に繋がっていきます。

音のバランスも技量のうち

リスナーの立場になると実感しますよね。音のバランスの大切さ。

ついついプレイのほうに気が行ってしまい、忘れがちですが、ライブでの音のバランスは注力しましょう。

リハーサルでしっかりと設定しておくことは当然なのですが、本番では環境が変わり、リハーサル通りにはいかないですから、客席の知り合いに頼んでおき、1曲目が終わった時に、こっそりバランス状況を訊き、補正しましょう。

また、日頃のリハーサルでも音のバランスを意識した練習が大切です。

自信のあるバンドはカッコいい!

自身があるというのは、しっかり練習したから間違えずに演奏できるとか、そういうことではなく、バンドの「売り」や自分自身の「売り」がはっきりしていて、それをオーディエンスにしっかりと伝える自信があるということ。歌いながら、観客一人一人の反応を見渡してみる。そうすると、中に「伝わってるな」と感じる客が何人かいるので、その何人かの客の目をしっかり見ながら、メッセージを伝えるような気持ちで歌う。とにかく自分たちを前に前に出していく。自信があるバンドは、カッコいい!

アマチュア/趣味バンドの集客/ウケるバンド/売れるコピーバンドの理由<基礎編>は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。近々<実例編>を書きたいと思います。

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