目次
空冷ビートル・インジェクション仕様・燃料系トラブル記録
走行中エンスト‐1
最初のトラブルは燃料ポンプリレー内部接触不良でした。
はんだ付けによる修正で復旧しましたが再発したため汎用リレーに交換してその後は良好です。
走行中エンスト‐2
原因は燃料タンクからポンプまでのホースを長くしていたことが原因でした。
燃料タンク内の錆がポンプへ行かないようにホースの途中にフィルターを取り付け、整備の時に燃料タンクのホースを抜かずに持ち上げて作業が出来るようホースを長めにしていたのです。数十キロは問題なく走っていたのですけどね。
フィルターは付けたまま、ホースを極力短くして復旧。
ポンプ配管参考
上記ポンプの写真で
下左側:タンクからIN
下右側:インジェクターからのリターン
コネクター隣:インジェクターへOUT
一番上:タンクへの戻り(タンク上部へ)・エア抜き
※ 汎用ポンプをつける場合は、インジェクターからのリターンホースをタンク上部へ戻る配管へ接続すればよいと思います。
ポンプ内部清掃
多少のゴミは混入しているものの比較的綺麗でした。洗浄してそのまま使用。しかし、メッシュフィルターの内側にゴミが入っているのでポンプへゴミが入ってしまっていると思われます。
走行中エンスト‐3
「エンスト‐2」数百キロ走行後、エンスト。取り付けたフィルターの目詰まり?かと思い、フィルターを新品に交換したのですが、数十キロ走行後エンスト。
ろ紙タイプのフィルターなので、吸引抵抗が高いからなのかもしれません。
フィルターを外し、コックを付けました。(次回は透過性の良いメッシュタイプのフィルターを付けるため)
走行中エンスト‐4
フィルター取り外し後、また数十キロでエンスト。燃料ポンプも弱っていると判断し、ポンプを発注。(度々のエンストに加え、エンジンがパワーダウンしている気もします。)
ポンプが届くまでの間、エンジンの手前についているフィルターの目詰まりをチェック。
フィルターに溜まっていたガソリンは綺麗で、フィルターはそんなに悪くはなさそう。念のため「KUREエンジンコンディショナー」をフィルターに注入してエアーで吹き飛ばし、内部を洗浄。IN側のパイプから息を吹きかけてみたところ、通気性は悪くなさそう。
出来れば中が見える透明のフィルターを付けたかったので、試しにキャブ車に使うフィルターを付けてみました。ちっちゃい!
配管位置参考
ポンプからの配管:奥側
手前はリターン
そして、エンジン側は下が燃料供給、上がリターン
ガソリン洩れ
エンジンをかけてみたところ、かかりそうでかからない!
なんか、ガソリン臭くなってきた。。。
ちっちゃなフィルターからガソリンが漏れてしまいました。
インジェクションの場合、キャブに比べて圧力が高いので、このフィルターは圧力に耐えられなかったようです。
ということは、ポンプはそんなに弱ってない???
先ずは、洗浄した元のフィルターに戻します。
フィルター洗浄後
10キロ程度のテスト走行では良好!エンジンの回転も元気になった気がします。フィルター洗浄で改善されたのかもしれません。
注文したポンプが届くまでこれで走ってみます。エンストしたらやはりポンプ寿命。
これで問題なくても、ポンプは消耗部品ですので交換します。
もし、ポンプを交換してエンストしたら?社外品なので不良の可能性も・・・
正規品のポンプは高すぎ!なので、汎用ポンプ流用も検討します。
<数日後>
100キロ近く走りましたが、好調です。エンストの主原因はフィルター目詰まりだったのかもしれません。
フィルター交換
同等品と思われるフィルターを手配しました。サイズはほぼ同じです。
ホースとクランプも交換しました。フィルターに入るホース配管は少し無理があり急カーブしていたので、長めにしてゆとりを持たせました。
フィルターの取付位置をもう少しリア側にすればホースの配管を短くできると思うのですが、余計なことはせずに素直に元の位置に取り付けました。
テスト走行では絶好調!ポンプが届くまでの間、問題なく走れそうです。
ポンプ交換
ポンプが届きました!
リプロですが、既存ポンプ(多分純正)と外観は同じです。
内部の部品構成も同じです。
ポンプ交換完了しました!交換作業は燃料タンクを外して主に上から行いました。燃料タンクからの配管途中にコックとメッシュフィルターを付けました。コックはフィルター交換やタンクを外すときに閉めたいからです。
テスト走行良好です。キーを回した時に聞こえる「ジーッ」という音が静かになりました。
ポンプ前にフィルターも付けてあるので長持ちしてほしいです(*^。^*)
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