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SONY α7s オートフォーカス設定と使い方
カメラの設定は、明るさや色味は後である程度補正できますが、ピンボケはどうしようもありませんね。
そこで、ソニーα7sのフォーカス設定についてまとめてみました。
今となっては、すっかり古いモデルになってしまいました初期型ですが、超高感度のα7sは、うまく使いこなすことで素晴らしい写真や動画を撮る事が出来ます。
フォーカスモード
動きのない被写体では、シングルAFを使い、動いている被写体にピントを合わせる時は、コンティニュアスAFを使います。
AF-S(シングルAF)
シャッターボタンを半押ししてピントが合うと、ピントはそこで固定される。
AF-C(コンティニュアスAF)
シャッターボタンを半押ししている間中、ピントを合わせ続ける。
・ピントが合ったときの電子音は鳴らない。
・フォーカスロックはできない。
DMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)
オートフォーカスでピントを合わせた後、手動で微調整できます。
フォーカスエリア
ワイド
25個のフォーカスエリアのうち、どこをピント合わせに使うかを自動的に決定する。
ゾーン
モニター上でピントを合わせたいゾーンの位置を選ぶ。ゾーンは9個のフォーカスエリアに分かれており、その中でピントを合わせるエリアが自動的に決定される。
中央
常に中央部のフォーカスエリアでピントを合わせる。
フレキシブルスポット
モニター上の好きな所に測距枠を移動し、非常に小さな被写体や狭いエリアを狙ってピントを合わせる。
フレキシブルスポット画面で、コントロールホイールを回して、測距枠のサイズを変更できる。
ロックオンAF
シャッターボタンを半押しすると、選択されたAFエリアから被写体を追尾する。
フォーカスエリア設定画面でロックオンAFにカーソルを合わせて、ロックオンAFの開始エリアを変更できる。
追尾開始エリアをフレキシブルスポットにすると、好きな所に追尾開始エリアを移動することも出来る。
MFアシスト
マニュアルフォーカスモードでピントを画像を自動で拡大表示してピントを合わせやすくします。
「MFアシスト」をONにするとフォーカスリングを回した時に画面が拡大されます。
拡大倍率はコントロールホイール中央ボタンを押すと変えられます。約4倍と約8倍。
ピーキングレベル
マニュアルフォーカス撮影のときに、ピントが合った部分の輪郭を指定した色で強調表示します。
微細なピント合わせが必要とされるマクロやポートレート撮影に便利です。
ピーキングのレベルとピーキングの色を設定することができます。
AF/MFコントロール
AF/MFボタンを押すと、オートフォーカスとマニュアルフォーカスを切り換える事が出来ます。
[カスタムキー設定]でで[再押しAF/MFコントロール]を選ぶと、ボタンを押し続けなくても変更したモードを維持できます。顔検出/スマイルシャッター
顔検出
カメラが人物の顔を判別し、人物にあわせて、ピントや露出、画像処理、フラッシュの調整をします。
顔を検出すると、灰色の顔検出枠が表示されます。オートフォーカス可能と判断されると枠が白色になり、シャッターボタンを半押しすると緑色になります。
・シャッターを半押ししたときに、オートフォーカス可能エリアに顔が検出されないときは、ピントを合わせたフォーカスエリアが緑色に表示されます。
・複数の顔を検出した場合は、優先的に調整する顔を自動で選択し、1か所の顔検出枠が白色になります。それ以外の登録されている顔の検出枠は赤紫色になります。
スマイルシャッター
笑顔を検出して自動撮影します。
動画オートフォーカス
通常は、全体を見て自動フォーカスされます。
その場合、意図しない場所にフォーカスされてしまう場合があります。
初期型α7sでは、タッチパネルが採用されていませんので、合わせたい場所にフォーカスを合わせるためにはフォーカスセットで場所を選択する必要があります。
予め、フォーカスエリアを「フレキシブルスポット」に設定しておいて、動画撮影中に、フォーカスセットを合わせたい位置に移動してシャッターボタンを半押しすることで、その場所にフォーカスを合わせる事が出来ます。
カスタムキー設定で、操作しやすいボタンにフォーカスセットを設定しておくと良いでしょう。
フォーカスセット操作をしなければ、カメラは上位全体を見てオートフォーカスします。
フォーカスセットした位置でシャッターボタンを半押しすると、カメラがピントを合わせるために前後動作するので、少し不自然な感じになってしまいますが仕方ありません。
自分の思い通りにフォーカスしたい場合は、マニュアルフォーカスのほうが良いかもしれないですね。
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