メキシコビートルVW-Type1イグニッションスイッチ交換難関突破

メキビ―・ステアリングロックユニットの外し方

空冷ビートル・ステアリング周りで交換が必要になってくる部品として「コラムシャフトベアリングの樹脂製ブッシュ」と「イグニッションスイッチ」があります。トラブル未然点検の為、部品を外そうと試みたところ、思わぬ難関があったため、書き記しておきます。

一連作業の概略

ステアリングを外す

シグナルレバーユニットを外す

コネクター1ヵ所とビス3本

ワイパーレバーユニットを外す

コネクター2か所

ここまでは難なく外せると思います。

次にステアリングロックユニットを外すことになりますが、これを外すにはスプラインを抜き取る必要があり、ここが難関なんです。

難関

メキシコビートルには低年式のステアリングスプラインの上にゴルフと同じステアリングを取り付けるためのスプラインが付いています。このスプラインをプーラーで引き抜くのですが、スプラインの段差が浅いためにプーラーの爪がちゃんと引っ掛かってくれません。

そこで今回はその奥にある黒い樹脂製のスリーブを削り、プーラーの爪が入る隙間を作って抜き取りました。

黒のスリーブを外してみるとスリーブの奥側に3か所の切り欠きが有り、3本爪のプーラーを使って引き抜く設計になっているのかもしれません。しかしスリーブは比較的柔らかい樹脂ですので、スプラインが固着している場合は抜けないような気がします。

イグニッションスイッチ分解

ようやくイグニッションスイッチ取り外しまでたどり着き、スイッチ内部を点検。

清掃・接点研磨・グリスアップして組み直しました。

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