重曹を使って「風呂釜洗浄」しました。
その結果、重曹による洗浄効果と「市販風呂釜クリーナー」との違いをレポートします。
お風呂は、追い炊き1つ穴タイプです。
重曹による洗浄
使用した重曹は100円ショップで購入した料理にも使える重曹240gです。
まず、前日の残り湯を追い炊き口より少し上の量になるまで抜きます。
(前日は、入浴剤を入れないようにします。)
この重曹240g全部を浴槽に入れて、良くかき混ぜ、追い炊きします。
お湯が温まるとお湯の循環が止まってしまいますので、途中何度か追い炊きスイッチを入れます。
3時間ほど経過すると、汚れ(カス)が出てきます。
カスを拡大すると、これです。
灰色っぽく4つくらい写っているのがカスです。
汚れがあまり出てこなくて期待外れです。
実は、時々入浴剤として重曹を入れて入浴しています。
重曹風呂は、肌がツルツルになります。
また、浴槽に汚れが付きにくくなるので、お風呂掃除が楽になります。
そういえば、重曹風呂を始めた当初に、風呂釜から茶色いゴミがたくさん出てきたことがありました。
それで、重曹で取れる汚れは殆ど取れてしまっているのかもしれません。
市販クリーナーによる洗浄
翌日同じ条件で、市販の風呂釜クリーナーを使って洗浄してみました。
そしたら、白いカスがたくさん出てきました。
調べてみたら、この白いカスは『スケール』というもので、重曹では落とせないアルカリ性の物質のようです。
≪検証結果≫
重曹でも風呂釜洗浄は可能ですが、重曹では落ちない種類の汚れもあるので、
1回の洗浄で済ませるのでしたら、市販の風呂釜クリーナーが望ましいと思われます。
≪おすすめ≫
重曹は、食用にも使われているほど安全なものです。
また、浴槽だけでなく体の汚れも落とし、ツルツルスベスベになります。
なので、時々入浴剤として重曹を使うことをおすすめします。
量は、 お湯200リットルに対し重曹40グラムが目安です。
普段から重曹を浴槽に入れることで、風呂釜の汚れも抑制できます。
そして、数か月に一度くらい、市販の風呂釜クリーナーで、重曹では取れない汚れを洗浄すれば良いと思います。
<おまけ情報>
重曹は油汚れを良く落としますので、頭皮の油を洗浄したいときにも有効です。
洗面器で重曹をお湯に溶かし、それを頭皮につけてマッサージします。
すると頭皮の油がスッキリと落ちます。
しかし、重曹によって髪の毛がきしみますので、
クエン酸を洗面器に溶かして、髪全体になじませ、最後にお湯でゆすぎます。
▮重曹=シャンプー
▮クエン酸=リンス
になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
重曹は他にも色々な用途で使っていますので、またご紹介したいと思います。
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