ホームセンターで安くてきれいな合板をカットしてもらえば、棚1枚300円くらいでクローゼットなどに可動棚を付ける事が出来ます。
可動棚は棚柱を壁面に2本または4本取り付けて、棚柱にフックを取り付け、そこに板を載せるだけで簡単に出来てしまいます。
今回実例で、安くて簡単に出来る可動棚の取り付け方法をご紹介します。
目次
可動棚の取付方法
使う工具
ドライバー
普通のプラスドライバーでも良いですが、電動ドライバーがあれば作業が楽です。
メジャー
長さを測るためのメジャーやスケール(物差し)。
下地を調べる道具
「下地センサー」または「下地探し」があった方が望ましいです。壁の向こうに柱があるか調べる道具です。
下地センサー
下地センサーは壁に穴をあけることなく手軽に柱の有無を確認できますが、ミリ単位の詳しい位置までは確認できません。また、柱までの深さも確認できません。
下地探し
下地探しは壁に小さな穴をあけてしまいますが、柱の正確な位置と深さを確認する事が出来ます。価格も下地センサーより安いです。
取付場所の測定
棚の長さ
棚を取り付ける場所の棚が入る長さを測ります。今回の例では775mmでした。
棚柱を固定できる位置を確認
「下地センサー」または「下地探し」がある場合は、下地の確認をしておきます。今回は左右の壁面に柱の通っている場所を確認出来ましたので、左右に2本づつ棚柱を取り付けることにしました。
「下地センサー」または「下地探し」を持っていない場合、または取り付けたい位置に柱がない場合は、ボードアンカーを使います。
材料の購入
棚柱
ホームセンターで「杉田エース/棚柱P-17」を4本購入しました。
棚受
棚柱と同じ規格の棚受を購入。
ビス
適切なサイズのビスを購入します。太さは棚柱の穴径と同じサイズ、長さは20mm以上の長さが望ましいです。壁の石膏ボードの厚みが通常12mmだからです。
棚板
ホームセンターで、1枚1,190円の合板を購入。この1枚をカットして棚が4枚取れますので、棚1枚約300円ということになります。
木目の綺麗なものを選びました。
棚の長さは、左右の壁の距離775mmから棚柱の厚み5mm×2=10mmと隙間5mmを差し引いて760mmとしました。
奥行きは標準的なサイズ40mmとしました。
ホームセンターでカットしてもらいました。
棚柱の取付
棚柱の位置決め
棚柱を取り付ける位置の3か所以上に鉛筆で印をつけます。棚柱は真っすぐではなくて僅かに曲がっていますので、真っすぐにするために3か所以上の印が必要です。
棚柱のビス留め
印をつけた位置に棚柱を合わせ、ビス留めします。
棚の取付
棚受の取付
棚柱には通常数字などが記載してありますので、奥手前左右の4か所同じ数字の受け穴に棚受を取り付けます。
棚板を載せる
棚受に棚板を載せます。
完成
完成しました。価格の安い合板でも表面の木目は綺麗ですし、断面も合板のストライプで綺麗です。
以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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