みんなの日本語初級Ⅱ第40課★教案

概要

できるようになること

・疑問文を文の中に入れて、疑問に思っていることについて感想、判断、またはそれについての行動を言える。
・してみようと思うことを言える。

文型1

(疑問詞)~か、~

疑問文を文の中に入れる時は、(疑問詞)~か となり、「か」の前は、普通形になる。

文型2

~かどうか、~

疑問文を文の中に入れる時、その文に疑問詞がない場合は、~かどうか となり、「かどうか」の前は、普通形になる。

文型3

~てみます

(動詞て形)みます は、試しにするという意味。

参考

疑問詞

いつ/どこ/だれ/なに/どれ/どっち…」 (代名詞)や、「いくつ/いくら/何時/何人/何個…」 (数詞)、「なぜ/どう/どうして/どうやって…」 (副詞)、「どの/どんな」(連体詞)

教案

文型1

何時に到着するか、調べてください。

何時に到着しますか。調べています。

「します」という動詞を「するか」に変えます。

「します」➡「するか」

例文1:どこへ行ったか、覚えていないんです。

「行った」➡「行ったか」

例文2:どうやって計るか、知っていますか。

「測る」➡「測るか」

例文3:会ったのはいつか、覚えていますか。

疑問文の最後が疑問詞の場合、(疑問詞)か、 になる。

地震は、いつ来ますか。わかりません。

➡地震は いつ来るか、わかりません。

練習A

このりんごは、~か、~

疑問詞:何個 どこで どうやって いくら

練習B

2つの文をつないで、文を作りましょう。

いつ終わりますか。教えてください。

いくらですか。確認します。

作文

今、自分が知りたいことを言ってみましょう。

<例>私は、あなたが何をほしいか、知りたいです。

質問

どうしたら幸せになれるか、知っていますか。

談話

ペアを組み、「例文3」を活用して、会話してみましょう。

<例>

~は、いつか覚えていますか。

覚えています。~です。

どこで~か、覚えていますか。

出会ってから結婚するまでの間のことを、いつ、どこ、なん、を使って会話してみましょう。

練習C

「日本語スピーチコンテスト」のテーマについて話してみましょう。

どんなテーマがよいか、話してください。

文型2

例文2:台風は来るかどうか、まだわかりません。

疑問詞がない場合は、~(普通形)かどうか、~

台風は来るんですか。まだわかりません。

例文4:出席できるかどうか、返事を下さい。

出席できるんですか。

例文5:まちがいがないかどうか、みていただけませんか。

まちがいがないですか。

練習A

「~かどうか、~」

を使って、何か言ってみましょう。

練習B

次の文を、つないでみましょう。

カギをかけた。心配です。

時間に間に合います。わかりません。

作文

就職するとき、その会社について知りたいことを言ってみましょう。

<例>

仕事はむずかしいですか。

通勤は便利ですか。

休みはありますか。

質問

皆さんに質問します。

「~かどうか」で答えてください。

明日は晴れますか。

明日は雨ですか。

10年後、あなたは日本にいますか。

練習C

皆さんに質問します。

日本で就職するかどうか、決めましたか。

よくある質問

「まちがいがあるかどうか」ではなく「まちがいがないかどうか」の理由は、

「ないこと」を望むから。

文型3

着てみても いいですか。

(て形の動詞)みます。試しにするという意味。

一度 行って みたいです。

「行く」➡「行って」

(て形の動詞)みたいです。試してみたいという意味。

練習A

「~てみます」を使って、何か言ってみましょう。

<例>

食べる

練習B

・お店で 何かを買う前に 店員さんに きいてみましょう。

<例>履く かぶる さわる

・次の質問に、「~かどうか、~てみます」と答えてください。

この靴は、はけますか。

はけます。はいてみます。

・「~たことがないですので、~てみたいです」の文を作ってみましょう。

※イラスト

したことがなくて、してみたいことは何ですか。

京都に行ったことがありますか。

富士山に登ったことがありますか。

発展

ペアで、質問してみましょう。

<例>何かおもしろいイベントに参加したことがあるか。

 

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