ヤマハのアコースティックギターFG-430Aです。
中古で購入したものです。
手前のナチュラル色とその奥の黒色いずれもFG-430Aで色違いです。
この機種は中古市場でも本数が豊富で、掘り出し物も多いので2本になってしまいました。
1989年発売のギターで当時の定価は30,000円です。
現在の中古価格は数千円ですので、状態が良ければ新品の1万円のアコギより素材は良いと思います。
先ずは音をお聴きください。
ヤマハ・アコースティックギターYAMAHA/FG 430A
このギターは2本とも塗装にくすみがあったので安く売られていました。
中古楽器を選ぶとき、外観はあまり気にしません。
ネックの状態に問題がなく(ねじれや元起きや極端な反りがない)トラスロッドが効いて、フレットが残っていれば、あとは何とでもなります。
アコギの場合は、それに加えてトップの膨らみとサドルの状態チェックが必要です。
トップの膨らみは、これくらいの年数になってくると多かれ少なかれあります。
膨らみは弦高に影響します。アコギの弦高はエレキギターのようなブリッジ調整が出来ないですから、サドルを削って低くすることになります。
なので、サドルの高さが残っているかもチェックポイントになります。既に削られていないかということです。
このように、購入後にトラスロッドを回してネックを真っすぐにして、場合によってはサドルを削って、そのギターを理想の状態に調整できるかを見極めて購入を決めます。
あと、ペグについては、この機種は比較的シッカリしたものが付いていますが、ガタがきているものもありますので、購入後にペグ交換が必要になる可能性があります。
ペグはエレキギターと互換性があるものが多いですので、ペグだけで購入するよりも、程度の良いペグが付いたジャンクギターを部品取りとして買ったほうが良い場合もあります。
ちょっと話がそれてしまいましたが、中古市場には安くても素材が良い楽器がたくさんあります。
その個体の良し悪しを見極めてお得に購入し、手を加えて完成させるのも楽しいものです。
中古アコギの購入にあたり、この記事が役立てば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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