ギターやベースをピックで弾いていると、冬場は指が乾燥してピックが滑りやすくなり、夏場は汗でピックが滑りやすくなります。筆者もこのピックの滑りには悩まされており、グレコの『GRIPジーグリップ』なるピック滑り止め商品を見つけ、購入し使ってみた感想をレビューします。
GRIPジーグリップ
商品は16枚入りのシールになっています。

メーカーの商品説明
このG-GRIPは、お手持ちのピックに貼るだけで確実にピックをホールドできるグリップ力を持っています。
素材には、世界で初めて商品化に成功した「滑動停止材」を採用しています。
また、G-GRIPは、水中での滑り止め効果も実証されています。つまり汗をかきやすい指先にも効果は絶大です。
湿気の多いライブ 演奏などでもピックを確実にグリップします。
- ピックに貼るだけで完全なグリップを約束。
- 好みに応じてカットして使用することも可能。
- 多く汗をかくライブ演奏においても確実なグリップを確保できます。
- ピックのフィット感の向上と疲労感の軽減にもつながります。
引用元:http://www.greco.jp/accessories/g-grip.html
マイクロスコープによるG-GRIPの表面映像

ピックに貼り付けた状態
一般的なサイズのピックに張り付けた状態です。

使用した感想
絶対に滑らないという印象で、グリップ力はかなり強いです。強いグリップをお求めの方には、お勧めできます。しかし、「絶対に滑らない」という意味では、演奏中に、ピックの握る位置を移動させたい時に、不利となります。そこをご理解の上での購入でしたら、きっとご満足頂けると思います。
自作グリップ
前述のように、G-GRIPはグリップ力が非常に強いので、程よいグリップは出来ないかと自作グリップを作って使ってみましたのでご紹介いたします。ピックにティッシュペーパーを張り付けるという簡単なものです。
作り方
ピックに程よい大きさの両面テープを貼ります。

その上にティッシュペーパーを載せて貼り付けます。

余分なティッシュペーパーを除去したら完成です。

使用した感想
作りたては、グリップ力が弱いです。でも、貼っていないよりはグリップ感があります。数字で表すと、何も貼っていないピックのグリップ力を20とすると、G-GRIPは90、作り立ての自作グリップは30といったところでしょうか。
しかし、使い込んでいくとグリップ力が増していきます。1か月ほど弾き込むと50くらいになります。

この自作グリップの良いところは、殆ど費用をかけずに簡単に作れるところです。
筆者は、G-GRIPと自作グリップを併用して使っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。この記事がお役に立てれば幸いです。
コメントを残す