どくだみは「どくだみ茶」で良く知られていますが、
化粧水にも使われており「どくだみ化粧水」という商品が販売されています。
どくだみに含まれる美容効果成分
どくだみは、美容に効果のある5つの成分を含んでおり、そのエキスを肌につけることで高い効果を期待できます。
≪5つの成分≫
①デカノイルアセトアルデヒド
殺菌・抗菌・炎症を抑える効果があり、ニキビや肌荒れの炎症緩和を期待できます。
②ケルセチン
抗酸化作用や血行促進効果があり、肌の血行が良くなります。
血行が良くなることで、肌のハリ・黒ずみの緩和・血色アップが期待できます。
③クロロフィル
皮膚の再生を促進する働きがあり、シミの症状緩和・美白効果が期待できます。
④クエルシトリン
抗炎症作用や血行促進効果があります。
⑤ミネラル
カリウムやマグネシウム等のミネラル分が多く含まれおり、肌荒予防が期待できます。
どくだみ化粧水は簡単に作ることが出来ますので、自宅にどくだみが生えていたら、収穫して作ってみましょう。
≪どくだみ化粧水の作り方≫
どくだみの葉っぱを100枚収穫します。
収穫した葉っぱを、よ~く水洗いします。
キレイになったら、よく水切りします。
洗い終わった葉っぱを新聞紙などの上に広げて、水分を乾かします。
※干すわけではありません。葉っぱは生の状態で使います。
乾きました。
十分乾いたら、適度な大きさのビンに、つめます。
ぎゅうぎゅうに出来るだけ多くの葉っぱを詰め込みます。
そこへアルコール度数の高い焼酎又はウオッカを注ぎます。
ホワイトリカーを使うのが一般的ですが、ここでは50度のウオッカを使います。
葉っぱが浸るまでいっぱいに注ぎます。
注いだら、蓋をして日付を書いておきます。
2週間目くらいから使えるそうですが、出来れば3か月~1年待ちましょう。
十分に寝かせたら、ろ過して他のビンに移します。
茶こし用のろ紙をじょうごにセットし、そこへゆっくり注ぎます。
(じょうごは100円ショップにも売っています。)
これで、「どくだみ化粧水」の完成です。
この化粧水は、葉っぱを生のまま使うところがポイントで、乾燥させる手間暇がかからなくて簡単ですね。
この化粧水は、このまま原液でも使用できますが、好みに応じてグリセリンを加えます。
保湿効果を持たせたい場合は、グリセリンを加えます。
50mlに対し小さじ1杯くらいが目安ですが、量は好みです。
多く入れると、保湿効果は高いですが、べとつきが気になるかもしれません。
また、始めて使う場合は、まず腕などで試してみましょう。
肌に合わない方もいらっしゃるようです。
敏感肌の方は、ミネラルウオーターで薄めて使ってみてください。
ミネラルウオーターは、軟水を使います。
以上、「どくだみ化粧水」作り方のご紹介でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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