目標
・上下関係や親しい人と親しくない人の関係を区別して授受(受渡)表現できる。
・丁寧な依頼ができる。
文型1
わたしは (人)にNをいただきます
目上の人から ものをもらう場合、「もらいます」ではなく、「いただきます」を使う。
例文
わたしは 部長に プレゼントを いただきました。
練習
お祝いに プレゼントを もらいましたか。だれに もらいましたか。
文型2
(人)が わたしに Nをくださいます
目上の人が何かをくれる場合、「くれます」ではなく、「くださいます」を使う。
例文
部長が わたしに プレゼントを くださいました。
練習1
自分が もらって うれしかったものは、 だれに 何を もらいましたか。
練習2
「社長」「部長」「先生」「友達」「先輩」「後輩」など だれから プレゼントをもらったか
「いただきました」「もらいました」・「くださいました」「くれました」
を使って 答えましょう。
T:だれから プレゼントを もらったのですか。
ポイント
質問が「だれから」の時は 「だれ」が主語 になる。
文型3
わたしは ~に Nをやります
目下の人 や 動物・植物 に ものをあげる場合は 「あげます」ではなく「やります」を使う。
例文
わたしは 毎日 (ペット)に えさを やります。
文型4
Vて形 いただきます
目上の人 や 親しくない人 から してもらう場合は、「~てもらう」ではなく、「~ていただく」を使う。
例文
わたしは 男の人に 道を 教えて いただきました。
練習
誰に 何を してもらったか 話してみましょう。
文型5
Vて形 くださいます
相手が 目上の人の場合、「~てくれます」ではなく「~てくださいます」を使う。
(「~ていただきます。」よりも、相手の自発的な行い のニュアンスがある。)
「わたしに」は 省略する。
例文
先輩が 仕事を 教えて くださいます。
練習
次の 質問に 答えましょう。
質問1:「母国で 誰が 日本語を 教えてくれましたか。」
質問2:「最近、誰かに 親切に してもらったことを 話してください。」
文型6
Vて形 やります
目下の人 や 動物・植物 に してあげる場合は、「~てやります」を使う。
例文
私は 犬を 公園へ つれて行って やりました。
ポイント
動詞によって 相手につける助詞が 変わる。
~に:見せる、知らせる、教える、読む、作る、送る など
~を:つれて行く、紹介する むかえに行く など
~のために、のNを:直す、見る、掃除する など
相手が「孫」の場合で 練習してみましょう。
練習
次の質問に 答えましょう。
「弟や 妹に 勉強を 教えるのは、大変ですか。」
文型7
Vて形 くださいませんか
「~ていただけませんか」と同じくらい 丁寧な言い方。
例文
英語で 話して くださいませんか。
練習
状況を話して、何かを依頼する文を 作ってみましょう。
「~んですが、~てくださいませんか。」
例:日本語を 習いたいんですが、いい学校が あったら 教えてくださいませんか。
ポイント
「~てくださいませんか」は「~ていただけませんか」と同じくらい 丁寧な言い方。
丁寧度の順番
1.~てくださいませんか。~ていただけませんか
2.~てくれませんか。~てもらえませんか。
3.~てください。
4.~て。
コメントを残す