VW-Type1プラグ清掃
メキビ―のスパークプラグの脱着・清掃を行いました。
工具
プラグレンチ(サイズ:20.8)、エクステンションバー×ショート2本、ユニバーサルジョイント、短めのラチェット(写真には写っていません)
プラグ外し
4か所共に直接見て作業することが出来ませんので、内視鏡でプラグ周りをチェックしました。
プラグホールの中を覗いてみました。ピストンにカーボンが付着していますが、何ミリも積もるほどではありません。強力なガソリン添加剤で少しづつ除去していきたいと思います。ただ、カーボンを強力に除去するということは、燃焼室から排出された先へカーボンが送られるということです。ほどほどに時々入れていきます。
前回交換から走行2500㎞ですので、まだ清掃が必要な状態ではありませんが、綺麗にしたいと思います。
全体をキャプレターコンディショナーと真鍮ブラシで清掃し、スパークが飛ぶ所は1500番のサンドペーパーで研磨しました。真鍮ブラシ等は磨いた時に発生する鉄粉が悪影響するので良くないと言われていますので、研磨後はパーツクリーナーでしっかり洗い流します。
ギャップはプラグデフォルトの0.8㎜になっていましたので、空冷ワーゲン指定の0.7㎜に調整しました。ギャップは広めのほうが着火しやすいですが、電気をたくさん使うのでコイルに負担がかかります。広すぎず狭すぎずがいいですね。
3番プラグの脱着のコツ
3番はプラグまで指が届かないので、よほど慣れないと場所の感覚がつかめません。内視鏡でプラグレンチの位置を確認しながらプラグに近づけていきます。
プラグをキャッチしました。
ここでの工具の使い方は、
①プラグレンチに短いエクステンションバー×1本でプラグをキャッチ
②短いエクステンションバー×1本を継ぎ足しする ※長いエクステンションバーだと、狭くて入らないからです。
③ラチェットで緩める
※ユニバーサルジョイントは、フニャフニャして使いにくいので使いませんでした
プラグを取り付ける時は、プラグが真っすぐ入っているか入れては戻しを少し繰り返し、感触で確認します。
トルクレンチで25N・mで締めました。
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