パソコンで『GIMP』というフリーソフトを使って写真を奇麗に切抜く手順をご紹介します。
写真を使ってLINEスタンプを作る時など、スマホよりも綺麗に切抜くことが出来ます。
使い慣れていないと解りにくいですが、手順通りにやれば難しくはありません。
『GIMP』をお持ちでない場合は下記リンクからダウンロードしてみてください。
それでは手順に入ります。
先ずは、切抜きたい写真を『GIMP』へインポートします。
『GIMP』を立ち上げて、
『ファイル』⇒『開く/インポート』をクリックし、写真を格納してある場所を選びインポートします。
インポートすると、選んだ写真が表示されます。
この写真の切抜きたい輪郭を作っていくのですが、より正確に輪郭を作るため、
写真を適度に拡大します。
下の表示%をプルアップして倍率を選びます。
今回、元が18%位ですので、50%にすると拡大されます。
拡大されたら、左にあるアイコンの中で、『パス(スプレーみたいなアイコン)』をクリックします。
そしたら、輪郭を作りたい場所にカーソルを合わせて左クリックしていきます。
位置がずれて戻りたい場合は、『編集』⇒『パス追加を元に戻す』 で戻せます。
画像は、上下左右のストロークバーで移動させます。
ぐるっと、輪郭を作り、始発点に戻ってきたら、ctrlキーを押しながら始発点の上でクリックします。
倍率を元に戻し、全体を確認します。
続いて、『ウィンドウ』⇒『ドッキング可能なダイアログ』⇒『パス』 をクリックします。
すると、右上にパス(白地に輪郭が描かれた絵)が出来ますので、
それを右クリックして、『パスを選択範囲に』 をクリックします。
次に、『編集』⇒『コピー』 をクリックします。
続けて、『編集』⇒『貼付け』 をクリックします。
すると、右下に新しいレイヤーが出来ます。(写真レイヤーの上)
新しくできレイヤーを右クリックし、『新しいレイヤーを生成』 をクリックします。
そして、その下にある写真のレイヤーの『目のマーク』をクリックして消します。
すると、背景が消えます。
次に、左上の『移動アイコン(十字のマーク)』をクリックします。
すると、輪郭のポイントが消えます。
次に、『表示』⇒『レイヤー境界線の表示』 をクリックします。
すると点線の枠が消えます。
これで、写真の切抜作業は完了です。
出来上がった切抜写真を保存するため、
『ファイル』⇒『名前を付けてエクスポート』 をクリックして、任意の場所にエクスポート(保存)します。
※この時、画像はPNG形式でエクスポートします。
保存先でファイルを開くと、背景が透明な切抜写真になっています。
これを使ってLINEスタンプを作る場合は、基準に合ったリサイズと余白作りが必要です。
こちらをご覧ください。
コメントを残す