管理人は、楽器が趣味という事もあり、部屋の湿度が高くならないよう気を付けています。
湿気は、ピアノやギター等の木材で出来ている楽器にとって大敵です。
弦や電気回路などの金属パーツにとっても良くありません。
もちろん湿気は楽器だけではなく、人体にも良くありません。
湿気が良くないというよりは、湿気により発生しやすくなるカビやダニが良くないのです。
では、 乾燥してれば良いかというと、そうではなく、適度な湿度が理想です。
例えばピアノにとっては湿度50%位が理想と言われています。
しかし、普段の生活空間ではそうもいきませんので、
40%~60%くらいの範囲で管理しています。
でも、日本の一般生活空間で湿度が40%以下になることは、めったに無いと思います。
逆に60%以上になることは頻繁にあります。
結果として、加湿器より除湿器活躍の機会が多いという事になります。
ということで、除湿機の選び方と使い方をご紹介いたします。
≪除湿機のタイプ≫
「コンプレッサー式」と「ゼオライト式」があります。
▮コンプレッサー式
<メリット>
・除湿力が強い
・省電力
・室温が上がりにくい
・夏の除湿に向いている
<デメリット>
・サイズが大きめで重量もある
・振動を伴う
・冬には向いていない
▮ゼオライト式
<メリット>
・軽量コンパクト
・気温の低い冬でも除湿力が変わらない
・動作音が静か
<デメリット>
・消費電力が高い(コンプレッサー式の3倍以上)
・除湿機から出る熱で室温が上昇する
それぞれのメリット・デメリットを考慮して選ぶことになりますが、
年間を通して除湿機使う機会は圧倒的に夏が多く、
除湿力や消費電力の事等も含め総合的に考えて、「コンプレッサー式」がおススメです。
また、この後の使い方でご紹介しますが、『連続排水機能』付のモデルがおススメです。
『連続排水機能』の付いていないモデルは、タンクに水が溜まることになります。
タンクが満水になると、自動的に運転が停止してしまいますので、
水を捨てなくてはいけません。
『連続排水機能』付きでしたら、ホースを通して水を外へ排出しますので、その必要がありません。
≪除湿機の使い方例≫
ここでは、『連続排水機能』が付いている除湿機の具体的な使い方をご紹介します。
管理人は現在3台の除湿器を使用しています。
3台とも、コンプレッサー式で『連続排水機能』付きです。
2機種とも古いですので、今はモデルチェンジされています。
安くて、除湿力がパワフルで、耐久性もあります。
除湿によって集められた水は、下写真のように排水口からポタポタと出てきて、
その下にセットされたタンクに溜まっていきます。
その排水口に、付属のホースをつなぐことで、水をタンクではなく外へ排出します。
つないだホースを外へ導きます。
そして、掃き出し窓のレールへ水を流します。
ホースの先を、ケーブルクランプで床に木ネジや釘で固定します。
ケーブルクランプは、ホームセンターの電気部品売り場で、ホースの太さに合うクランプを購入します。
ホースは、付属の物はビニールで柔軟性が良くない場合がありますので、
同じ内径のシリコン製のホースを使うと、取り回しし易いです。
シリコンホースはホームセンターに売っています。
掃き出し窓がない等、排水先がない場合はタンクを使うことになります。
タンクの良さは、除湿した水の量を確認できるところです。
梅雨時の凄く湿度の高い時にグングンと除湿してタンクにたくさん水が溜まった時の満足感は、連続排水では味わえないですね(^^;)
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