特に冬、風邪の流行る時期に「なんか喉がムズムズするなぁ~」と思いながら、そのままにしておいたら風邪をひいてしまったという経験が何度もありました。

今では、「なんか喉がムズムズするなぁ~」と思ったときに直ぐ『殺菌のどスプレー』で、喉をシュッとすることで風邪をひかずにすんだという事が多いです。
のどスプレーは最初、のどぬーるスプレー等の市販のものを使っていたのですが、
価格が安くないので、今は自作したものを使っています。
のどスプレーの成分
市販されているのどスプレーの成分を見ると、
100ml中、ヨウ素0.5g
と書いてあります。
一方、うがいで使っているうがい薬の成分を見ると、
100ml中、ポビドンヨード7g(有効ヨウ素0.7g)
と書いてあります。

ポビドンヨードの薬効についてはウィキペディアさんの情報を引用させていただきます。
ポビドンヨードの殺菌効果は、遊離ヨウ素による。ヨウ素等のハロゲンは強力な殺菌作用を持つ(細菌の蛋白質合成を阻害する事によって殺菌力を発揮する)が、従来用いられてきたアルコール溶液(ヨードチンキ、ヨーチンと呼ばれていた。)は人体への刺激が強いため、粘膜にも用いる消毒薬としては使いづらい。そのため、ポリビニルピロリドンとの錯化合物として合成された消毒薬がポビドンヨードである。うがい薬から外科手術時の消毒まで広範囲に使用される。
ポビドンヨードの殺菌作用はヨウ素の酸化作用によるため、塗布後30〜60秒の経過で最も殺菌力が強くなる。
日本では古くから用いられてきた消毒剤として一定の評価を得ており、特にその持続効果は他の消毒剤と比較して高い。そのため、手術前の皮膚消毒や術野の消毒といった分野で使用されることが多い。
通常、芽胞菌に対して有効性をもつ消毒剤は人体毒性も高いが、ポビドンヨードは人体毒性が低いにも関わらず、一部の芽胞菌に対しても有効性を発揮するため、院内感染に対して有効な消毒剤として注目されている。なお、ポビドンヨードは衣服等に着色すると落ちにくいため、色消し用の消毒剤としてハイポアルコール(チオ硫酸ナトリウムのエタノール溶液)が用いられる。
うがい薬として有名なイソジンガーグル以外にも、スクラブ剤(手指消毒剤)、ゲル化剤(塗布剤)、ゲルチューブ剤(塗布用)、水溶液剤、フィールド剤(アルコール製剤)、ポビドンヨード含浸綿製品、ソフトコンタクトの洗浄など、幅広く商品が展開されており、使用頻度の高さが窺える。
なので、市販のどスプレーと同じ濃度のヨウ素のスプレーを作ればよい
と判断し、それを作って使っています。
のどスプレーの作り方
ご参考に、その作り方例をご紹介します。
スプレーは、使い終わった市販のどスプレー30mlのスプレー容器を流用します。
のどスプレーとうがい薬のヨウ素成分量はそれぞれ
▮のどスプレーの成分
100ml中、ヨウ素0.5g
▮うがい薬の成分
100ml中、ヨウ素0.7g
ですので、
30mlに対し、
30ml×0.5/0.7≒21ml
となります。
使ううがい薬は、コサジン・ガーグル500mlです。

1プッシュ1mlとなっていますので、21プッシュします。
これで21mlです。

一方、水は9mlを計ります。


30mlのスプレー容器に、21mlのうがい薬と9mlの水を入れます。

入れ終わったら、スプレーを取り付けて、

自家製『殺菌のどスプレー』の出来上がりです。
1本あたりのコスト
1本あたりに使ううがい薬は21mlですから、500mlから23本作れます。
このうがい薬が1,000円と仮定すると、1本あたり約44円で出来てしまいます。
お財布にも優しい『殺菌のどスプレー』自作例のご紹介でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
のどぬーるは甘いんだけど,甘さはどうやって再現すればいいの?
ご質問ありがとうございます。
確かに、のどぬーるは甘いですよね。
今回の自作品は、のどぬーるスプレーと同等の殺菌成分という基準で作っています。
ですので、味は同等とは言えないです。
わかる範囲でお答えしますと、
甘味は、主に添加物によるもので、その中の一つ「グリセリン」は甘いです。
コサジン・ガーグルにも「グリセリン」は含まれていますので、甘味はあります。
ですが、のどぬーるほど甘くないかもしれないです。
ご期待に副えるような回答ではなくてごめんなさい。
宜しくお願いします。
さっそくやってみました。
完璧ですね。
イソジンうがい薬P「フルーティーな香り」というのを使ったら、おいしいのができました。
かとせん さん
お試しいただき、ありがとうございます。
イソジンで「フルーティーな香り」というのがあるのですね。
私も次に買う時は「フルーティーな香り」を買ってみたいと思います。
コメント頂き、ありがとうございました。