日本語教師の学習/カタカナ・符号・原稿用紙の書き方

外来語の表記

外国語は、外国語。外来語は日本語。

カタカナを使う時

外来語

パスタ サッカー コーヒー

外国の人名・地名

マッカーサー・ハワイ

オノマトペ(擬音語や擬態語)

ワンワン 家でゴロゴロする

学術名

ヒト ニッポンニアニッポン

隠語

ホシ デカ

強調したい時など

ホント スゴい ゴメン

外来語の歴史

ポルトガル語

室町時代末期~江戸時代初期

キリスト カッパ ジュバン ボタン テンプラ カボチャ

オランダ語

江戸時代(鎖国令1939)~幕末

コーヒー ビール ガラス ゴム ランプ

英語

幕末~明治時代

クラブ ロンドン アメリカ

歴史

1946年 当用漢字表

1954年 外来語の表記について 国語審議会報告

1991年 外来語の表記 内閣・訓示

第1表

外来語や外国の地名・人名を書き表すのに一般的に用いる仮名

以下の各項に示す語例は,それぞれの仮名の用法の一例として示すものであって,その語をいつもそう書かなければならないことを意味するものではない。語例のうち,地名・人名には,それぞれ(地),(人)の文字を添えた。

Ⅰ 第1表に示す「シェ」以下の仮名に関するもの

1 「シェ」「ジェ」は,外来音シェ,ジェに対応する仮名である。
〔例〕 シェーカー シェード ジェットエンジン ダイジェスト
シェフィールド(地) アルジェリア(地)
シェークスピア(人) ミケランジェロ(人)注  「セ」「ゼ」と書く慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 ミルクセーキ ゼラチン
2 「チェ」は,外来音チェに対応する仮名である。
〔例〕 チェーン チェス チェック マンチェスター(地) チェーホフ(人)
3 「ツァ」「ツェ」「ツォ」は,外来音ツァ,ツェ,ツォに対応する仮名である。
〔例〕 コンツェルン シャンツェ カンツォーネ
フィレンツェ(地) モーツァルト(人) ツェッペリン(人)
4 「ティ」「ディ」は,外来音ティ,ディに対応する仮名である。
〔例〕 ティーパーティー ボランティア ディーゼルエンジン ビルディング
アトランティックシティー(地) ノルマンディー(地)
ドニゼッティ(人) ディズニー(人)注1  「チ」「ジ」と書く慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 エチケット スチーム プラスチック スタジアム スタジオ ラジオ
チロル(地) エジソン(人)注2  「テ」「デ」と書く慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 ステッキ キャンデー デザイン
5 「ファ」「フィ」「フェ」「フォ」は,外来音ファ,フィ,フェ,フォに対応する仮名である。
〔例〕 ファイル フィート フェンシング フォークダンス
バッファロー(地) フィリピン(地) フェアバンクス(地) カリフォルニア(地)
ファーブル (人) マンスフィールド(人) エッフェル(人) フォスター(人)注1  「ハ」「ヒ」「ヘ」「ホ」と書く慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 セロハン モルヒネ プラットホーム ホルマリン メガホン注2  「ファン」「フィルム」「フェルト」等は,「フアン」「フイルム」「フエルト」と書く慣用もある。
6 「デュ」は,外来音デュに対応する仮名である。

〔例〕 デュエット プロデューサー デュッセルドルフ(地) デューイ(人)

注   「ジュ」と書く慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 ジュース(deuce) ジュラルミン

出典:文化庁ホームページ https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/gairai/honbun04.html

第2表

外来語や外国の地名・人名を原音や原つづりになるべく近く書き表そうとする場合に用いる仮名

第2表に示す仮名は,原音や原つづりになるべく近く書き表そうとする場合に用いる仮名で,これらの仮名を用いる必要がない場合は,一般的に,第1表に示す仮名の範囲で書き表すことができる。

1 「イェ」は,外来音イェに対応する仮名である。

〔例〕 イェルサレム(地) イェーツ(人)

注 一般的には,「イエ」又は「エ」と書くことができる。
〔例〕 エルサレム(地) イエーツ(人)

2 「ウィ」「ウェ」「ウォ」は,外来音ウィ,ウェ,ウォに対応する仮名である。
〔例〕 ウィスキー ウェディングケーキ ストップウォッチ
ウィーン(地) スウェーデン(地) ミルウォーキー(地) ウィルソン(人) ウェブスター(人) ウォルポール(人)注1 一般的には,「ウイ」「ウエ」「ウオ」と書くことができる。
〔例〕 ウイスキー ウイット ウエディングケーキ ウエハース ストップウオッチ
注2 「ウ」を省いて書く慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 サンドイッチ スイッチ スイートピー
注3 地名・人名の場合は,「ウィ」「ウェ」「ウォ」と書く慣用が強い。
3 「クァ」「クィ」「クェ」「クォ」は,外来音クァ,クィ,クェ,クォに対応する仮名である。

〔例〕 クァルテット クィンテット クェスチョンマーク クォータリー

注1 一般的には、「クア」「クイ」「クエ」「クオ」又は「カ」「キ」「ケ」「コ」と書くことができる。
〔例〕 クアルテット クインテット クエスチョンマーク クオータリー
カルテット レモンスカッシュ キルティング イコール
注2 「クァ」は,「クヮ」と書く慣用もある。

4 「グァ」は,外来音グァに対応する仮名である。

〔例〕 グァテマラ(地) パラグァイ(地)

注1 一般的には,「グア」又は「ガ」と書くことができる。
〔例〕 グアテマラ(地) パラグアイ(地)
ガテマラ(地)
注2 「グァ」は,「グヮ」と書く慣用もある。

5 「ツィ」は,外来音ツィに対応する仮名である。

〔例〕 ソルジェニーツィン(人) ティツィアーノ(人)

注 一般的には,「チ」と書くことができる。
〔例〕 ライプチヒ(地) ティチアーノ(人)

6 「トゥ」「ドゥ」は,外来音トゥ,ドゥに対応する仮名である。

〔例〕 トゥールーズ(地) ハチャトゥリヤン(人) ヒンドゥー教

注 一般的には、「ヅ」「ズ」又は「ト」「ド」と書くことができる。
〔例〕 ツアー(tour) ツーピース ツールーズ(地) ヒンズー教
ハチャトリヤン(人) ドビュッシー(人)

7 「ヴァ」「ヴィ」「ヴ」「ヴェ」「ヴォ」は,外来音ヴァ,ヴィ,ヴ,ヴェ,ヴォに対応する仮名である。
〔例〕 ヴァイオリン ヴィーナス ヴェール
ヴィクトリア(地) ヴェルサイユ(地) ヴォルガ(地)
ヴィヴァルディ(人) ヴラマンク(人) ヴォルテール(人)注 一般的には「バ」「ビ」「ブ」「べ」「ボ」と書くことができる。
〔例〕 バイオリン ビーナス ベール
ビクトリア(地) ベルサイユ(地) ボルガ(地)
ビバルディ(人) ブラマンク(人) ボルテール(人)
8 「テュ」は,外来音テュに対応する仮名である。

〔例〕 テューバ(楽器) テュニジア(地)

注 一般的には,「チュ」と書くことができる。
〔例〕 コスチューム スチュワーデス チューバ チューブ チュニジア(地)

9 「フュ」は,外来音フュに対応する仮名である。

〔例〕 フュージョン フュン島(地・デンマーク) ドレフュス(人)

注 一般的には,「ヒュ」と書くことができる。
〔例〕 ヒューズ

10 「ヴュ」は,外来音ヴュに対応する仮名である。

〔例〕 インタヴュー レヴュー ヴュイヤール(人・画家)

注 一般的には,「ビュ」と書くことができる。
〔例〕 インタビュー レビュー ビュイヤール(人)

出典:文化庁ホームページ https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/gairai/honbun05.html

撥音・促音・長音 その他に関するもの

1 撥音は,「ン」を用いて書く。
〔例〕 コンマ シャンソン トランク メンバー ランニング ランプ
ロンドン(地)  レンブラント(人)注1 撥音を入れない慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 イニング(←インニング) サマータイム(←サンマータイム)
注2 「シンポジウム」を「シムポジウム」と書くような慣用もある。
2 促音は,小書きの「ッ」を用いて書く。

〔例〕 カップ シャッター リュックサック ロッテルダム(地) バッハ(人)

注  促音を入れない慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 アクセサリー(←アクセッサリー)
フィリピン(地)(←フィリッピン)

3 長音は,原則として長音符号「ー」を用いて書く。
〔例〕 エネルギー オーバーコート グループ ゲーム ショー テーブル
パーティー
ウェールズ(地) ポーランド(地) ローマ(地) ゲーテ(人)
ニュートン(人)注1 長音符号の代わりに母音字を添えて書く慣用もある。
〔例〕 バレエ(舞踊) ミイラ
注2 「エー」「オー」と書かず,「エイ」「オウ」と書くような慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 エイト ペイント レイアウト スペイン(地) ケインズ(人)
サラダボウル ボウリング(球技)
注3 英語の語末の‐er,‐or,‐arなどに当たるものは,原則としてア列の長音とし長音符号「ー」を用いて書き表す。ただし,慣用に応じて「ー」を省くことができる。
〔例〕 エレベーター ギター コンピューター マフラー
エレベータ コンピュータ スリッパ
4 イ列・エ列の音の次のアの音に当たるものは,原則として「ア」と書く。
〔例〕 グラビア ピアノ フェアプレー アジア(地) イタリア(地)
ミネアポリス(地)注1 「ヤ」と書く慣用のある場合は,それによる。
〔例〕 タイヤ ダイヤモンド ダイヤル ベニヤ板
注2 「ギリシャ」「ペルシャ」について「ギリシア」「ペルシア」と書く慣用もある。
5 語末(特に元素名等)の‐(i)umに当たるものは,原則として,「‐(イ)ウム」と書く。
〔例〕 アルミニウム カルシウム ナトリウム ラジウム
サナトリウム シンポジウム プラネタリウム注 「アルミニウム」を「アルミニューム」と書くような慣用もある。
6 英語のつづりのXに当たるものを「クサ」「クシ」「クス」「クソ」と書くか,「キサ」「キシ」「キス」「キソ」と書くかは,慣用に従う。
〔例〕 タクシー ボクシング ワックス オックスフォード(地)
エキストラ タキシード ミキサー テキサス(地)
7 拗(よう)音に用いる「ヤ」「ユ」「ヨ」は小書きにする。また,「ヴァ」「ヴィ」「ヴェ」「ヴォ」や「トゥ」のように組み合せて用いる場合の「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」も,小書きにする。
8 複合した語であることを示すための,つなぎの符号の用い方については,それぞれの分野の慣用に従うものとし,ここでは取決めを行わない。
〔例〕 ケース バイ ケース  ケース・バイ・ケース  ケース-バイ-ケース
マルコ・ポーロ  マルコ=ポーロ

出典:文化庁ホームページ https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/gairai/honbun06.html

外来語として日本語を発音するコツ

子音で終わる語+「う」

tap:tap+う=タップ

dog:dog+う=ドッグ

tやdで終わる語+「お」

mat:mat+お=マット

bed:bed+お=ベッド

符号の使い方

符号とは

読点、 句点。 「」など文字ではないもの。

歴史

1946年 くぎり符号の使ひ方 句読法(案)くりかへし符号の使ひ方 をどり字法(案)

1950年 文部省刊行物表記の基準

1952年 公用文作成の要領

1959年 自治省 左横書き文章の作成要領

繰り返し符号の使い方

漢字一字の繰り返しの場合に用いる

人々 国々 年々 日々

ただし、次のような場合には用いない

民主主義 大学学術局 学生生活課 当用漢字字体表

原稿用紙の使い方

1982年 「原稿用紙の書き方」日本語教育学会編 「日本語教育辞典」

題名

2行目の上から4~5マス目から書き始める

筆者名

題名の次の行の真ん中より下に下の2マスがあく程度に書く

本文

筆者名の次の行を1行あけて書き始める

段落

書き出し及び各段落の初めは1マスあけて2マス目から書く

マス目と字の関係ー1

1マス1字ずつ書く

促音っ拗音ゃゅょも1マスに入れる

句読点。、も1マスに入れる

マス目と字の関係ー2

ダッシュー とリーダー・・・・は2マス使う

マス目と字の関係ー3

句読点が行の最初に来る場合にはm前の行の欄外または最後のマスに最後の字と共に書く

マス目と字の関係ー4

「や(が、行の最後に来るときは、次の行に回す。

」や)が、行の最初になりそうなときは、行末の最後のマスに、最後の字と共に入れる

会話文

行を改めて書く

引用文

長い引用文は行を改めて書く

全体的に本文より1マスまたは2マス分下げて書く

 

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