日本語教師の学習/形態的対照

形態的対照

「名詞」の形態的対照

「格表示」の対照

日本語:あり⇒私が 私を 学生が 学生を 本が 本を

韓国語:あり

中国語:なし

ベトナム語:なし

英語:なし 代名詞のみ語形変化がある

「単数・複数」の対照

日本語:なし

韓国語:なし

中国語:なし

ベトナム語:なし

英語:あり⇒book/books child/children 文法上の単数・複数の区別に従って、形態的な変化がある。

形容詞「過去」の形態的対照

日本語:あり⇒おいしい/おいしかった おおきい/おおきかった 形容詞そのものが過去の形態を表す

韓国語:あり 形容詞そのものが過去の形態を表す

中国語:なし

ベトナム語:なし

英語:なし

「自動詞・他動詞」の形態的な対照

日本語:あり⇒開く/開ける 壊れる/壊す 自動詞と他動詞の形態が異なる

韓国語:あり 自動詞と他動詞の形態が異なる

中国語:なし

ベトナム語:なし

英語:なし

形態的な特徴と日本語教育との関わり

語形変化(活用)における一般的な傾向

「韓国語」母語話者

日本語と形態的な類型が同じ膠着語タイプである韓国語は、語形変化の習慣上の問題が比較的少ない。

「中国語」「ベトナム語」母語話者

語形変化のない孤立タイプである中国語・ベトナム語の母語話者は、語形変化の習慣上の問題が比較的多い。

名詞「格表示」の形態的対照

「韓国語」母語話者

日本語と同様に格表示がある韓国語母語話者は、格助詞の習慣上の問題が比較的少ない。

「中国語」「ベトナム語」「英語」母語話者

日本語と異なり、格表示がない中国語・ベトナム語・英語母語話者は、格助詞の習慣上の問題が比較的多い。

形容詞「過去」の形態的対照

「韓国語」母語話者

日本語と同様に形容詞の形態変化がある韓国語母語話者は、形容詞の活用に関する習慣上の問題が比較的少ない。

「中国語」「ベトナム語」「英語」母語話者

日本語と異なり、形容詞の形態変化がない中国語・ベトナム語・英語母語話者は、形容詞の活用に関する習慣上の問題が比較的多い。

動詞「過去」の形態的対照

「韓国語」母語話者

日本語と同様に動詞の形態変化がある韓国語母語話者は、動詞の活用に関する習慣上の問題が比較的少ない。

「中国語」「ベトナム語」母語話者

日本語と異なり、動詞の形態変化がない中国語・ベトナム語母語話者は、動詞の活用に関する習慣上の問題が比較的多い。

「自動詞・他動詞」の形態的な対照

「韓国語」母語話者

日本語と同様に「自/他」の区別がある韓国語母語話者は、「自/他」の使い分けに関する問題が比較的少ない。

「中国語」「ベトナム語」母語話者

日本語と異なり、「自/他」の区別がない中国語・ベトナム語母語話者は、「自/他」の使い分けに関する問題が比較的多い。

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