日本語の試験
日本語能力試験
1984年 試験開始 1級~4級
2010年 試験改定 N1~N5 年に2回国内外で実施 マークシート
国内
公益財団法人 日本国際教育支援協会(JEES)
海外
独立行政法人 国際交流基金(The Japan Foundation)
目的
原則として日本語を母語としない人を対象に、日本語能力を測定し、認定すること。
出典:日本語能力試験JLPT ホームページ https://www.jlpt.jp/
日本語能力試験を受けるメリット
日本の出入国管理上の優遇措置を受けるためのポイントが付きます。
日本の医師等、国家試験を受験するための条件のひとつです。
※日本語能力試験N1が受験資格になっている、ほかの国家試験
歯科医師、看護師、薬剤師、保健師、助産師、診療放射線技師、歯科衛生士、歯科技工士、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、臨床工学技士、義肢装具士、救命救急士、言語聴覚士、獣医師日本の準看護試験を受験するための条件のひとつです。
日本の中学校卒業程度認定試験で一部の試験科目の免除が受けられます。
EPA(経済連携協定)に基づく看護師・介護福祉士の候補者選定の条件のひとつです。
出典:日本語能力試験JLPT ホームページ https://www.jlpt.jp/
日本語能力試験の特徴
課題遂行のための言語コミュニケーション能力を測ります
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5段階のレベルから、自分に合ったレベルが選べます
尺度得点で日本語能力をより正確に測ります
「日本語能力試験 合格者と専門家の評価によるレベル別Can-doリスト」を提供しています
出典:日本語能力試験JLPT ホームページ https://www.jlpt.jp/
認定の目安
N4とN5では、主に教室内で学ぶ基本的な日本語がどのぐらい理解できるかを測ります。N1とN2では、現実の生活の幅広い場面での日本語がどのぐらい理解できるかを測ります。そしてN3は、N1、N2とN4、N5の「橋渡し」のレベルです。
出典:日本語能力試験JLPT ホームページ https://www.jlpt.jp/
日本留学試験
独立行政法人日本学生支援機構
2002年から 年2回 国内外で実施 試験の成績を主な判断材料として合否を決める大学もある
目的
日本留学試験は、外国人留学生として、日本の大学(学部)等に入学を希望する者について、日本の大学等で必要とする日本語力及び基礎学力の評価を行うことを目的に実施する試験です。
出典:独立行政法人日本学生支援機構ウェブサイト https://www.jasso.go.jp/ryugaku/eju/about/about_a/about_eju.html
出題科目
日本語 理科 総合科目 数学 マークシート
日本語留学試験の特徴
尺度得点で日本語能力をより正確に測ります。
渡航前に入学許可 奨学金の予約制度
BJTビジネス日本語能力テスト
公益財団法人日本漢字能力検定協会
1996年~ 日本貿易振興振興協会JETRO
2009年~ 公益財団法人 日本漢字能力検定試験
目的
ビジネス場面で必要とされる日本語コミュニケーション能力を測定する
出題科目
聴解 聴読解 読解
CBT :Computer Based Testing スコア:0~800点 レベル:J5~J1+
活用例
在留資格認定証明書交付申請 審査の参考
高度人材ポイント制
高度外国人材の受け入れを促進するため、高度外国人材に対しポイント制を活用した出入国管理上の優遇措置を講ずる制度。
BJT480点=15P 日本語能力試験N1同等
企業の活用例
採用する際の参考 昇進・昇格・昇給の条件 社員の能力開発のツール 研修結果の指標
大学の活用例
就職の際の資格・能力証明 学習の到達目標 学習の動機付け
日本語学校の活用例
大学進学の際の資格・能力証明 学習の到達目標 学習の動機付け
OPI(ACTFL-OPI)アクトフル・オーピーアイ
全米外国語教育協会 アクトフル
目的
口頭運用能力を測定するためのインタビューテスト
特徴
面接によるインタビューとロールプレイ 突き上げ式の質問 初級・中級・上級・超級(それぞれに上中下がある)
日本語能力検定試験
公益法人 日本国際教育支援協会
1988年 試験開始
科目
試験Ⅰ 試験Ⅱ聴解問題 試験Ⅲ記述問題 マークシート
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