難民
難民条約
難民の地位に関する条約
難民とは
1951年の「難民の地位に関する条約」では、「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れた」人々と定義されています。
今日、「難民」とは、政治的な迫害のほか、武力紛争や人権侵害などを逃れるために、国境を越えて他国に庇護を求めた人々を指すようになっています。
また、紛争などによって住み慣れた家を追われたが、国内にとどまっている、あるいは国境を越えずに避難生活を送っている「国内避難民」も近年増加しています。このような人々も難民と同様に、日々の生活の安全を確保するためには、外部からの支援が必要不可欠です。適切な支援が実施されなかった場合、これらの人々は国境を越えて難民となり、結果的に受け入れ国の政府や国際社会は、より重い負担を強いられることにもなります。
出典:国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR:United Nations High Commissioner for Refugees)https://www.unhcr.org/jp/what_is_refugee
家を追われた人の数
6,850万人 2秒に一人
受け入れ国
トルコ ウガンダ パキスタン レバノン イラン 主に開発途上国
人口にし占める難民の数
レバノン ヨルダン トルコ
難民発生国
シリア アフガニスタン 南スーダン
18歳未満の子供
52%
世界難民の日
6月20日
日本における難民保護
1981年 難民条約および議定書に加入
1982年 出入国管理および難民認定法を施行
主体的に難民保護を行っている
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
UNHCRは世界約135カ国で活動しており、約12,000人(他の契約形態を含むと約17,000万人)の職員が働いています。設立当初30万米ドルだった予算は2019年には86億米ドルに増加しましたが、難民問題の規模は拡大を続けており、活動に必要な資金が不足しています。
出典:国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR:United Nations High Commissioner for Refugees)
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